あの頃の秋葉原

【2000年6月17日号 掲載】“Spitfire”こと低価格PC向けのSocket A用CPU「Duron」登場

600/650/700MHzが1万円前後の低価格で出回る

※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

 “Thunderbird”と呼ばれる新型Athlonに続き、今度は開発コード“Spitfire”で知られるSocket A専用の新型CPU「Duron」がアキバに出回り始めた。

 「Duron」は2次キャッシュを統合した新型Athlonコアをベースに、2次キャッシュ容量を減らすなどした廉価版のCPU。アキバでの実売価格も600MHzで1万円前後をつけるなど、初物価格ながらCeleronを下回る低価格ぶりを見せている。

 出回り始めたDuronは600MHzと650MHzと700MHzで、価格は600MHzが9,990円~14,700円、650MHzが12,790円~16,800円、700MHzが18,900円~22,800円。これらは初物価格ながら、同クラスのCeleronと比較するとかなり安く、早くもコストメリットを実証したかたちになっている(続きを読む)。