ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち
日本語表記のG-BASICと付属コントローラが不思議に見えた「トミー ぴゅう太」
2017年5月15日 00:05
想い出のレトロパソコンやゲームを写真とともに振り返る本コーナー。今回取り上げるのは、トミーが1982年に発売した「ぴゅう太」です。
1982年から83年にかけて、いわゆる“ゲームパソコン”と呼ばれるハードが発売されました。バンダイのRX-78やタカラのM5、セガのSC-3000など、どれも低価格ながらキーボードを備え、カートリッジを挿すとゲームがすぐに遊べました。
そのうちの1つが、今回取り上げたトミーのぴゅう太です。
59,800円とアグレッシブな価格設定ながらも、それまでのパソコンが採用していた英語BASICではなく、独創的な日本語表記のG-BASICを搭載するというオリジナリティを打ち出してきました。
ほとんどの機種が採用していた英語BASICに慣れていると覚えるのに手間取りますが、最初がG-BASICであれば簡単にマスターできたかもしれません。
筆者は先に英語BASICを使っていたため、ぴゅう太でプログラムを実行させる際「ジッコウ」ではなく「ハシレ」と入力したお馬鹿な記憶があります(笑)。
ゲームは、カートリッジ版26本、テープ版5本、あわせて31本が発売され、コナミ(当時)の「スクランブル」といった有名なゲームも移植されていました。
※メーカー名は当時の名称です