パワレポ連動企画

Skylake Kで最新PCを組み立ててみよう! その1
~構成紹介とCPUの取り付け~

【ド本命登場!Skylake K(17)】

DOS/V POWER REPORT 2015年10月号

 こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2015年10月号」の第一特集「システム一新でヌルサク環境をこの手に! ド本命登場!Skylake K」を掲載する。

 第17回目からはCore i7-6700Kを使った自作PCを作成する手順を紹介していく。まずはパーツの準備とCPUクーラーの取り付けまで、順を追って解説する。

 この特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2015年10月号は全国書店、ネット通販にて8月29日(土)に発売。大本命の新CPUを解説した第一特集のほか、HDDを飲み込む勢いの最新デバイスを紹介する第二特集「NVMe対応モデルが超速い!500GBオーバーの大容量モデルが超安い! とにかく今、SSDが欲しい!!」、新世代メモリを採用した高性能ビデオカード「Radeon R9 Fury X&Furyの実力に迫る!」、興味はあるけど、どうすればいいのか分からないというあなたに実際の乗り換え手順をご紹介!「安くて!速くて!自由に選べる!初めての格安SIM」、光る!回る!!ただのファンでも製品ごとに結構違う「個性いろいろ、選ぶ楽しみ 特選ケースファンギャラリー22」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。

 今号の特別付録は「最新ビデオカードカタログ 2015」 AMD Radeon&NVIDIA GeForce搭載の現行製品が勢揃い!


-Skylake Kで最新PCを組み立ててみよう! その1 ~構成紹介とCPUの取り付け~-


Core i7-6700Kを使った
最新自作PCを組み立ててみよう!(1)

 ここではSkylake世代のCPU「Core i7-6700K」を使ってPCを1台組み立ててみよう。PCケースやマザーボードには組み立てに必要なネジやケーブルが同梱されている。ユーザーは、基本的には使いやすいプラスドライバーを用意しておけばよい。

 今回は内部が広いATX対応PCケースを使うので、組み込み作業は簡単だ。

今回用意したパーツ

CPU
Intel Core i7-6700K

 Skylakeアーキテクチャを採用する最新CPUだ。4コア/8スレッド対応で、動作クロックは定格4GHz、Turbo Boost時の最高クロックは4.2GHz。

 動作倍率のロックが解除されており、オーバークロックが簡単に行なえる。

マザーボード
ASUSTeK Computer Z170-A

 Intel Z170を搭載するATX対応マザーボード。

 32Gbpsの帯域をサポートするM.2スロットや、10Gbpsに対応するUSB 3.1ポートを搭載しており、高性能なPCを作れる。

今回の作例で利用した添付品の一覧。CPUソケット上にCPUを落とす事故を防げるアダプタ(後述)はぜひ利用しよう

メモリ
Micron Technology Crucial CT2K4G4DFS8213

 PC4-17000に対応するDDR4メモリで、4GBモジュールの2枚組。

 多くのマザーボードで動作確認が取れており、安心して利用できるメモリの一つだ。

ビデオカード
ASUSTeK Computer STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5

 GeForce GTX 960を搭載したビデオカードだ。

 ヒートパイプをGPUに密着させ、冷却効率を高めるオリジナルGPUクーラー「DirectCUⅡ」を装備している。負荷が低いときはファンの回転は停止する。

SSD
Micron Technology Crucial BX100 CT500BX100SSD1

 シーケンシャルリードは535MB/s、シーケンシャルライトは450MB/sのSerial ATA 3.0対応SSD。

 容量が500GB前後のSSDの中では低価格で、売れ筋モデルの一つ。

PCケース
Antec P100 White

 前面と背面に12cm角ファンを1基ずつ備えるATX対応PCケースだ。

 幅24cmクラスの水冷ラジエータや、長さ31.5cmまでのビデオカード、高さ17cmまでのCPUクーラーに対応するなど、拡張性が高い。

PCケースには多数のネジが同梱されており、それを使って各パーツを組み込む。今回はSSDを固定するミリネジ、電源とマザーボードを固定するインチネジを利用した

電源ユニット
Enermax Technology Revolution-X't ERX530AWT

 出力が530Wで、80PLUS Gold認証を取得した電源ユニットだ。

 メイン電源ケーブル、EPS12V電源ケーブル、PCI Express補助電源ケーブルのみ直付けのセミプラグインタイプだ。

CPUクーラー
サイズ 阿修羅

 14cm角ファンを備えるサイドフローのCPUクーラーだ。IntelやAMDの各種CPUに対応する。

 ヒートシンクがややスリムで、メモリやCPUソケット周辺の部品と干渉しにくい。

カテゴリー製品名実売価格
CPUIntel Core i7-6700K(4GHz)50,000円前後
マザーボードASUSTeK Z170-A(Intel Z170)25,000円前後
メモリMicron Crucial CT2K4G4DFS8213(PC4-17000 DDR4 SDRAM 4GB×2)8,000円前後
ビデオカードASUSTeK STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5(GeForce GTX 960)27,000円前後
SSDMicron Crucial BX100 CT500BX100SSD1(Serial ATA 3.0、MLC、500GB)23,000円前後
PCケースAntec P100 White(ATX)12,000円前後
電源Enermax Revolution-X't ERX530AWT(530W、80PLUS Gold、ATX)10,000円前後
CPUクーラーサイズ 阿修羅(14cm角ファン)4,500円前後
合計159,500円前後

step.1 CPUを取り付ける

CPUを安心して固定できる新兵器
フックの付いたプラスチックのアダプタ「CPU Installation Tool」が付属する。これにCPUをはめ込んでからCPUソケットに装着すれば、CPUの落下によるCPUソケットの破損事故を防げる

 まずはマザーボードのCPUソケットに、CPUを固定しよう。CPUソケットには無数のピンがあるが、ここにCPUを落とすと、高い確率でマザーボードが破損してしまう。

 しかし、今回組み合わせる「Z170-A」などASUSTeKのミドルクラス以上のマザーボードには、CPUをCPUソケット上に落とす事故を起きにくくするアダプタ「CPU Installation Tool」が同梱されている。ここではこのアダプタを使って、安全にCPUを固定する方法を紹介する。

1. 三角マークの位置を確認してはめ込む

CPUの左下にある三角マークと、アダプタの左下にある三角マークの位置が合う状態でアダプタをかぶせる
さらにひっくり返して中央部分を押すと、パチンと音がしてアダプタが固定される
この状態でアダプタの両端を軽くつまんで持ち上げても、CPUは落ちない

2. CPUソケットのカバーを開く

CPUソケットの右にあるレバーを、下に押しながら右側にずらす
するとCPUソケットのカバーの固定が解除されるので、そのままレバーを上に引き上げる
CPUソケットのカバーも、レバーに連動して上に開く

3. CPUをCPUソケットに固定する

アダプタ越しに見えるCPUの三角マークと、CPUソケットの左下にある三角マークの位置を合わせる
CPUにアダプタをはめ込んだ状態のまま、CPUをCPUソケットの上に載せる

4. CPUソケットのカバーを閉じる

先ほどとは逆の手順で、CPUカバーとレバーを倒す
レバーを下に押し切ると、CPUソケットを保護していたプラスチック板が自動的に外れる

step.2 CPUクーラーを取り付ける

 Core i7-6700KにはCPUクーラーが付属しないので、ここではサイズの「阿修羅」を組み込む。阿修羅はIntelのCPUとAMDのCPUの両方に対応するため、付属品が多い。

 マニュアルの「Socket LGA775/1155/1156/1366」とあるページで使われている部品だけをあらかじめより分けておくと便利だ。

1. バックプレートを当てる

バックプレートをCPUソケットに合わせてマザーボードの裏面から当てる

2. スタッドナットAでバックプレートを固定

スタッドナットAに、プラスチックのワッシャーをかぶせる。マザーボードを保護するためだ
CPUクーラーの固定穴に4本のスタッドナットAを挿し込み、バックプレートを固定する

3. ヒートシンク固定用の台座を作る

マウンティングプレートをメモリスロットと平行に設置して、ネジ(小)で固定する

4. CPUにグリスを塗る

小さなビニール袋に入ったグリスの封を切り、CPUの上にグリスを押し出す。ヘラなどで塗り広げるのも忘れずに

5. ヒートシンクをCPUに載せる

マウンティングバーをヒートシンクの溝に合わせて組み込み、ヒートシンクをCPUの上に載せる

6. ヒートシンクをネジ止めする

マウンティングバーのネジ穴を通した2本のネジ(大)を、マウンティングプレートにネジ止めし、ヒートシンクを固定する

7. ファンをファンクリップで固定する

CPUクーラーのファンは、基本的に吹き付け方向で設置する。ファンガードがない側が外を向くようにすればよい
付属するファンクリップの先端をファンの固定穴に当て、凸状の中央部をヒートシンクのへこみに押し付けて固定する

8. ファンコネクタを接続する

CPUクーラーのファンケーブルを、マザーボードのファンコネクタに接続する。どちらも白いコネクタなので分かりやすい

【問い合わせ先】

Intel:0120-868686(インテル)/http://www.intel.co.jp/
ASUSTeK Computer:info@tekwind.co.jp(テックウインド)/http://www.asus.com/jp/
Micron Technology:-/http://jp.crucialproducts.com/
Antec:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.antec.com/
Enermax Technology:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.enermaxjapan.com
サイズ:support@scythe.co.jp /http://www.scythe.co.jp/


[Text by 竹内亮介]


DOS/V POWER REPORT 2015年10月号は2015年8月29日(土)発売】

★第1特集「システム一新でヌルサク環境をこの手に! ド本命登場!Skylake K」
★第2特集「NVMe対応モデルが超速い!500GBオーバーの大容量モデルが超安い! とにかく今、SSDが欲しい!!」
★特別企画「新世代メモリ“HBM”採用で次のステージへ Radeon R9 Fury X&Furyの実力に迫る!」「安くて!速くて!自由に選べる!初めての格安SIM」「個性いろいろ、選ぶ楽しみ 特選ケースファンギャラリー22」
★連載「最新自作計画」「自作初心者のための[よくある質問と回答]」「New PCパーツ コンプリートガイド」「激安パーツ万歳!」「髙橋敏也の改造バカ一台」「PCパーツ スペック&プライス」「全国Shopガイド」「DOS/V DataFile」

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(AKIBA PC Hotline!編集部)