パワレポ連動企画
インターフェース別SSD対決その1 ~拡張カード編~
【PCパーツ無差別級対決(18)】
(2016/5/13 11:30)
こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2016年6月号」の総力特集「価格も新旧も関係なしの大激突! PCパーツ無差別級対決」を掲載する。
第18回目からはSSDやHDDといったストレージを解説、まずはSSDをインターフェース別に比較していく。今回は拡張カード型(HHHL AIC:Half-hight/Half-length Add In Card)のSSDを紹介しよう。
本特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2016年6月号は全国書店、ネット通販にて4月28日(木)に発売。総力特集のほか、ARMプロセッサを搭載した電子基板をノートPCへ!「自分で作るRaspberry Piノート pi-top入門講座」、PCに足りない機能をガチャンと追加「空いているスロットを有効活用 春の内蔵拡張カードコレクション」」、使いやすさは健康にも影響する「PCまわりの使いにくさ、もう放置しない! 今すぐ欲しい環境改善グッズ」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。
今号の特別付録小冊子は新旧のインターフェース規格を解説した「インターフェース図鑑+インターフェース拡張パーツカタログ」。懐かしいものから現在主流の規格、マザーボードには搭載されているのにデバイスが登場しないものまで一挙掲載だ。
-PCパーツ無差別級対決-
インターフェース別SSD対決 part1 Intel SSD 750~ストレージ編 その1~
第4部
ストレージ編
SSDは、NVMe対応製品やTLCチップ採用製品の増加。
HDDは各社から8TBモデルが追加されたが、それぞれ性格が異なり、製品選びを難しくしている。
Part1 インターフェース別SSD対決
この対決の見どころ コスパ重視と性能重視で分化したSSD
■拡張カード型の決定版 Intel SSD 750
■M.2型の王道 Samsung SSD 950 PRO M.2
■2.5インチの人気モデル Micron Crucial BX200
SSDの最新形と言えばNVMeに対応する拡張カードタイプやM.2タイプ。高価だが、従来のSerial ATA接続のSSDとは次元の異なる性能を実現している。従来型の2.5インチタイプはSerial ATA接続で速度こそ頭打ちの状態だが、進化が止まったわけではない。TLCチップの採用が進み、512GB、1TBといった大容量モデルが格安で手に入るようになった。
本誌の読者であれば次はどちらを買うのか決めている方も多いだろう。しかし、その選択は本当に正しいのだろうか?それぞれのタイプの代表的製品を比較して、あらためて考えてみたい。
インターフェース別SSD対決 その1
超速+業務用由来の信頼性 これが最強のSSDだ
■Intel
SSD 750
Specification
●インターフェース:PCI Express 3.0 x4●コントローラ:Intel CH29AE41AB0●フラッシュメモリ:IM Flash Technologies
型番 | 容量 | バッファ用メモリ | 公称最高速度(リード/ライト) | 実売価格 |
SSDPEDMW012T4X1 | 1.2TB | 非公開 | 2,500MB/s / 1,200MB/s | 130,000円前後 |
SSDPEDMW800G4X1 | 800GB | 非公開 | 2,100MB/s / 800MB/s | 90,000円前後 |
SSDPEDMW400G4X1 | 400GB | 非公開 | 2,200MB/s / 900MB/s | 50,000円前後 |
Intel製ドライバがオススメ 高機能な専用ツールも付属
Intel 750シリーズは、拡張カードタイプ(HHHL AIC:Half-hight/Half-length Add In Card)形状と2.5インチタイプの2種類の製品をラインナップしたNVMe対応SSD。いずれもPCI Express 3.0 x4接続を採用し、自作派なら誰もが求めるパフォーマンスの高さが本製品の魅力で、その性能は、ベンチマーク結果を見ても分かるように現役最速クラスだ。本製品は、データセンター向けの上位モデルと同じコントローラを採用するなど、その遺伝子を継承しており、総書き込み容量(TBW)も127TBと信頼性も申し分ない。
発熱が大きくなりがちなNVMe対応SSDの中にあって、しっかりとした放熱対策がなされている点も特徴。性能と安定性の両方を求めたいユーザーにとくにオススメしたい。(北川達也)
【編集部の判定】
実測でも2GB/sを優に超える速度は特筆モノ。ハイエンドSSDの速度差は体感しづらいため、誰にでもお勧めできる価格ではないが、クリエイティブ用途やデータセンター譲りの安定性を意識するなら投資する価値はあるだろう。
【検証環境】
CPU:Intel Core i5-6600K(3.5GHz)
マザーボード:MSI Z170A GAMING M5(Intel Z170)
メモリ:Micron Crucial Ballistix Sport BLS2K8G4D240FSA(PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2)
SSD:CFD 販売 CSSD-S6T256NHG6Q(Serial ATA 3.0、MLC、256GB)
電源:玄人志向 KRPW-P630W/85+(630W、80PLUS Bronze)
OS:Windows 10 Enterprise 64bit版
【問い合わせ先】
Intel:0120-868686(インテル)/http://www.intel.co.jp/
[Text by 北川達也]
【DOS/V POWER REPORT 2016年6月号は4月28日(木)発売】
★総力特集「価格も新旧も関係なしの大激突! PCパーツ無差別級対決」
★特別企画「自分で作るRaspberry Piノート pi-top入門講座」「空いているスロットを有効活用 春の内蔵拡張カードコレクション」「PCまわりの使いにくさ、もう放置しない! 今すぐ欲しい環境改善グッズ」
★連載「最新自作計画 ~最新AMD CPUで作るお手頃メインPC~」「自作初心者のための[よくある質問と回答]」「New PCパーツ コンプリートガイド」「激安パーツ万歳!」「髙橋敏也の改造バカ一台」「PCパーツ スペック&プライス」「全国Shopガイド」「DOS/V DataFile」
★ 特別付録「インターフェース図鑑+インターフェース拡張パーツカタログ」(雑誌のみ別途付録、電子版では本誌巻末に収録)
★ 雑誌を買うと電子版(PDF)を無料ダウンロード可能
★ 毎月700円(税込)で最新号が読める 直販電子版 月額プランも受付中
http://book.impress.co.jp/teiki/dvpr/2016-04-22-0000.php
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