倒立レイアウト採用のフルタワーケースがCorsairから登場、計2モデル

　今週発売されたPCケースの新製品を紹介しよう。

.Corsair　Carbide Clear 600C（CC-9011079-WW）

　ワンタッチで開閉可能なクリアサイドパネルを備えたCorsairのフルタワー型PCケース。店頭価格は税込24,400円前後。

　マザーボードが天地逆で設置される倒立レイアウトを採用したPCケースで、クリアサイドパネルは一般的なケースと異なり、正面向かって右側に付いている。前面はフラットなデザインで、搭載可能なマザーボードはE-ATXからMini-ITXまで幅広いサイズに対応している。

　ケース上部にはUSBコネクタや電源・リセットスイッチ、オーディオコネクタのほか、3段階のファンコントロールスイッチが用意されている。

　搭載できるPCパーツは、ビデオカードが長さ最大370mmまで、CPUクーラーが高さ200mmまでとされている。また、最大360mmの水冷ラジエータを設置することも可能。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×3。ケース上部に用意された電源スペースと5インチドライブベイには、ケーブル類を隠す内部カバーも装着されている。

　取り付け済みの冷却ファンは前面140mm×2、背面140mm×1で、それ以外に140mm×2または120mm×3のファンを底面に搭載可能。

　本体サイズは260×535×454mm。材質はスチールで重量は約10kg。

　販売ショップはツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

.Corsair　Carbide Quiet 600Q（CC-9011080-WW）

　内部に吸音材を備えたCorsairのフルタワー型PCケース。店頭価格は税込24,400円前後。

　上記の「Carbide Clear 600C」とほぼ同形状のPCケースで、クリアサイドパネルの代わりに内側に吸音素材を貼り付けたサイドパネルが装着され、こちらのモデルは静音仕様のタイプといえる。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、マザーボードが天地逆となる倒立レイアウトが採用されている。なお、Carbide Clear 600Cでは前面のファンは2基搭載されているが、今回のモデルでは1基のみ標準装着となっている(別途140mmファンが付属)。

　販売ショップはツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]