今週見つけた主な新製品

Lian Li初のスチール製PCケースが4モデル登場

（2016/5/27 22:30）

　今週見つけたケース関連の新製品を紹介しよう。

写真はPC-K5WX

　Lian Liとしては初めてのスチール製ミドルタワーケース。側面パネルのアクリルウィンドウの有無で2製品が販売されており、店頭価格はウィンドウ無しの通常モデル（PC-K5X）が税込9,504円、ウィンドウ付きモデル（PC-K5WX）が税込10,584円。

　Lian Liブランドのモデルとしては安価なミドルタワーケースで、フロントデザインはゲーミングPCを意識しているという。マザーボードはATXとmicroATXに対応しており、ツールレスのドライブベイや、裏配線可能なレイアウトが採用されている。

　搭載できるPCパーツは、ビデオカードが長さ最大400mmまで、CPUクーラーが高さ160mmまでとなっている。ケース上部には最大240mmの水冷ラジエータ（厚さ60mmまで）を設置することができる。

　ドライブベイ数は5インチベイ×2、2.5/3.5インチシャドウ×4。冷却ファンは前面120mm×2基、背面120mm×1基を標準で搭載している。電源は別売り。

　本体サイズは2モデル共通で、幅205×奥行き500×高さ450mm、重量は4.9kg。

写真はPC-K6X

PC-K6SXは開閉式のフロントパネルを備えた静音強化モデル

　上記のPC-K5Xシリーズと同様、Lian Liでは初めてのスチール製ATXミドルケース。通常モデルのほかに、静音性を強化したモデルがラインナップされており、店頭価格は通常モデル（PC-K6X）が税込15,984円、静音強化モデル（PC-K6SX）が税込19,224円。

　拡張性の高いミドルタワー型ATXケースで、フロントパネルにはシンプルなデザインが採用されている。なお、静音モデルのPC-K6SXではフロントドアが装着されているほか、サイドパネルに静音シートが貼り付けらている。

　電源部とマザーボードスペースがカバーで分離されている点も特徴で、熱源を独立させることで効率的なエアフローを実現しているという。

　搭載できるPCパーツは、ビデオカードが長さ最大310mmまで、CPUクーラーが高さ170mmまで。ケース上部には最大280mmの水冷ラジエータ（厚さ60mmまで）を設置することが可能になている。

　ドライブベイ数は5インチベイ×2、2.5/3.5インチシャドウ×7。冷却ファンは前面120mm×2基、背面120mm×1基を標準で搭載している。電源は別売り。

　本体サイズは2モデル共通で幅220×奥行き515×高さ495mm。重量はPC-K6Xが8.1kg、PC-K6SXが8.4kg。

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