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予約好調、MSI独自クーラー搭載の「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」が発売

より放熱性が向上した「TWIN FROZR VI」を採用、低負荷時はファンが停止

 事前予約が始まっていたMSIのGeForce GTX 1080搭載ビデオカード「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」が遂に発売された。店頭価格は税込107,800円前後。

 実売価格が10万円を超える高価なモデルだが、注目度は非常に高く、予約を受け付けていたツクモeX.パソコン館では「初回入荷分は予約で売り切れ」という。

 販売ショップはBUY MORE秋葉原本店パソコンショップ アークオリオスペックツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップ 秋葉原 リユース総合館ソフマップ 秋葉原 本館ドスパラパーツ館など。

MSI独自の冷却システム「TWIN FROZR VI」を採用したGeForce GTX 1080ビデオカード

 GeForce GTX 1080 GAMING X 8Gは、同社デザインの冷却システム「TWIN FROZR VI」を採用したGeForce GTX 1080搭載ビデオカード。

 より放熱性が向上したというTWIN FROZR VIには、新形状のブレード(羽根)などによる2基の「トルクスファン2.0」と、パイプ形状の変更などを行なった「スムースヒートパイプ」が用いられている。

 トルクスファン2.0では、従来型に比べ大きくひねった「分散型ファンブレード」により風圧が22%向上。また、スムースヒートパイプでは、底面を平らにして、冷却ヘッドからの熱伝導を最大化するなどの改良を施しているという。

 このほか、低負荷(温度0~60℃)の時にファンを停止し、静粛性を高める機能「Zero Frozr」や、ファンの周囲や側面のロゴなどが光る発光機能、ワンクリックでのパフォーマンス調節などが可能なソフト「Gaming App」も用意されている。

 コアクロックは、OCモード時がベース1,708MHz、ブースト1,847MHz、ゲーミングモード時がベース1,683MHz、ブースト1,822MHz、サイレントモード時がベース1,607MHz、ブースト1,733MHz。搭載メモリはGDDR5X 8GBで、クロックは10,108MHz。

 映像端子はDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、DVI-D×1。外部電源端子は6ピン×1、8ピン×1で、推奨電源容量は500W。カードのサイズは279×140×42mm、重量は1,100g。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]