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本格水冷対応のGeForce GTX 1080が予約開始、MSI製

EK Water Blocks製水冷ヘッドを搭載、7月2日発売

 GeForce GTX 1080カード初の水冷対応モデルが近日発売される見込みだ。EK Water Blocksの水冷ヘッドを搭載したMSI製カード「GeForce GTX 1080 SEA HAWK EK X」で、オリオスペックBUY MORE秋葉原本店が予約の受け付けを開始した。発売予定日は7月2日(土)。予価は税込118,584円。

 GeForce GTX 1080搭載ビデオカードについては、これまでに空冷のリファレンスモデルや、カードメーカー独自デザインのクーラーを採用したモデルが発売済みだが、水冷シスエムに対応したモデルは初めて。

EK Water Blocks製の水冷ヘッドを採用、ポンプやラジエーターなどは別途必要

 GeForce GTX 1080 SEA HAWK EK Xでは、スロベニアEK Water Blocks製の水冷ヘッドが採用。MSIのゲーミング製品のシンボルであるドラゴンのイラストが施されているほか、透明プレートにより冷却液の流れが見えるようになっている。ポンプやラジエーターなどの水冷パーツは別途用意する。

 GPUクロックは、MSI製ユーティリティ「Gaming App」により変更可能。クロックは、OCモード時がベース1,708MHz、ブースト1,847MHz、Gamingモード時がベース1,683MHz、ブースト1,822MHz、Silentモード時がベース1,607MHz、ブースト1,733MHz。

 搭載メモリはGDDR5X 8GBで、クロックは10,108MHz(OCモード時)。

 カードサイズは278×165×20mm。重量は1,190g。映像端子はDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0×1、DVI-D×1。外部電源端子は6ピン×1、8ピン×1で、容量500Wの電源が必要とされている。消費電力は180W。

 なお、MSIは、小型ラジエーターが装着済みの簡易水冷モデル「GeForce GTX 1080 SEA HAWK X」も発表済みだが、22日(水)時点では予約を受け付けているショップは確認していない。

[撮影協力:オリオスペック]