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スティック型の小型USB DAC「DragonFly Red/Black」が発売

iPhoneやAndroidスマホでも利用可能

 Android/iOSにも対応したAudioQuestブランド(米The Quest Group)のスティック型USB DACの新モデルが登場、高出力タイプの「DragonFly Red(DRAGONFLY/R)」と、中出力タイプの「DragonFly Black(DRAGONFLY/B)」が発売された。

 国内代理店のディーアンドエムホールディングスによる製品。店頭価格はDragonFly Redが税抜き22,950円(税込24,786円)、DragonFly Blackが税抜き11,250円(税込12,150円)。

 販売ショップはオリオスペック

Windows/Macのほかにスマートフォンやタブレットでも利用可能

 これらはESSの32bitオーディオD/Aコンバーター「Sabre」を採用したUSB接続のDAC/ヘッドフォンアンプ。USBメモリのようなコンパクトなデザインが特徴で、実際にUSBメモリと同じように、コネクタキャップを外し、PCのUSBポートに直結して使用する。

 前モデル「DragonFly v1.2」からの主な改良点は、Windows/Macに加え、スマートフォンやタブレットに対応したこと。AudioQuestがMicrochipと共同開発したUSBマイクロコントローラを搭載することで、Android/iOSデバイスに対応し、さらにS/N比の改善や消費電力の大幅な削減を実現したという。

 Android/iOSデバイスと接続するためのケーブルなどは別途用意する。なお、オプションとしてAndroidデバイス接続用アダプタ「DragonTail USB Adapter For Android Devices(DRAGONTAIL/AD)」が用意されている。

 DragonFly Redの搭載DACチップはES9016。出力は2.1Vで、低能率のヘッドフォンも使用できるとしている。また、「64bit・ビットパーフェクト」を謳うデジタルボリュームコントロールを備える。

 DragonFly Blackの搭載DACチップはES9010。出力は1.2V。アナログボリュームコントロール(64ステップ、デジタル制御)を備える。

[撮影協力:オリオスペック]