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ミニ四駆をスマホで操作、Cerevoの改造キットが近日発売

キットを組み込んだ状態

 ミニ四駆をスマートフォンで操作できるようにするCerevoの改造キット「MKZ4(CDP-MY01A)」が近日発売される見込みだ。

 同社の直販サイトで予約の受け付けが始まっているほか、Cerevoによると秋月電子通商が7月中旬から販売する予定としている。直販サイトの出荷時期は7月中旬予定で、価格は税抜き5,980円。ミニ四駆は別途用意する。

タミヤの「ワイルドミニ四駆」を“スマートフォン対応モデル”に改造するためのキット

「MKZ4」のパッケージ内容
タブレットで操作している様子
製品の詳細
プログラムを書き込むためのキット「MKZ4WK」

 MKZ4は、タミヤの「ワイルドミニ四駆」を“スマートフォン対応モデル”に改造するためのキット。無線LANモジュール「ESP-WROOM-02」や、制御用の基板、ステアリングパーツなどがセットになっており、ミニ四駆に組み込むことでスマートフォンやタブレットで操縦できるようになる。

 昨年11月に開催されたワークショップ「スマホで自由自在に操作できるIoTミニ四駆を作ろう!」をきっかけにキット化されたもの。ワークショップへの参加受け付けの開始直後に満席となるなど、非常に好評だったことを受けて、今回のキット発売に至ったという。

 ただし、キットは上級者向けなので要注意。キットには抵抗やコンデンサなどの多くのパーツが同梱されており、ユーザーが基板にはんだ付けする必要がある。

 制御用プログラムの作成もユーザーが行なう。無線LANモジュールへプログラムを書き込むには、別のキット「MKZ4WK」(税抜き1,980円)が必要だ。

 なお、直販サイトでは、MKZ4WKのほか、MKZ4・MKZ4WK・ミニ四駆をセットにした数量限定の「スペシャルパック」(3車種)や、はんだごてなどの工具セット「MKZ4TS」も販売されるとのこと。また、プログラムの基礎知識などを解説した「MKZ4 組み立て解説ガイドブック」を電子書籍で販売するという。