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銀色基板のMSI製OC&ゲーム向けマザー「TITANIUM」に新モデル、計2種類

 オーバークロックとゲーミング機能を重視したMSIの「TITANIUM」シリーズに新モデルが登場、Z170チップセット搭載の「Z170A MPOWER GAMING TITANIUM」と、X99チップセット搭載の「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」が発売された。

 どちらも銀色基板が特徴的なマザーボードだ。

たわみを防ぐバックプレートを搭載した「Z170A MPOWER GAMING TITANIUM」

 Z170A MPOWER GAMING TITANIUMは、Skylake対応のATXマザーボード。店頭価格は税込34,538~37,994円で、販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アークソフマップ 秋葉原 リユース総合館ドスパラパーツ館

 2015年8月に発売されたマザーボード「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」の改良版。豊富にあったオーバークロック向け機能を簡略化する一方で、重量級のCPUクーラーやビデオカードを取り付けた際にマザーボードのそりを防ぐ「TITANIUMバックプレート」や、別途LEDストリップを取り付け可能な「Mystic Light Extension」を搭載している。

 そのほか、独立したメモリ回路により信号の安定化を図る「DDR4 Boost」や、PCI Expressスロットやメモリスロット、M.2スロットをを物理的に保護する「STEEL ARMOR」、スタジオクラスの高音質を実現するというサウンド機能「Audio Boost 3」などの機能を搭載している。LANコントローラはIntel製で、IntelとMSIが共同開発したという「MSI GAMING LAN MANEGER」を利用することで、アプリケーションごとに優先度を決め、帯域を割り当て管理することが出来る。

 スロット数は、PCIe x16×3、PCIe x1×3、M.2×2(M key、PCIe 3.0×4対応)、DDR4 DIMM×4(64GB、DDR4-3600まで)。

 主な搭載機能・インターフェイスは、1000Base-T LAN×1(Intel I219)、6Gbps SATA×6、U.2×1、USB 3.1 Gen2×2(Type-A×1、Type-C×1、ASMediaコントローラ)、USB 3.1 Gen1×2(I/Oパネル)、7.1chサウンドなど。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店]

TITANIUMシリーズのフラッグシップモデル「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」

 X99A XPOWER GAMING TITANIUMは最新のBroadwell-Eに対応するLGA2011-v3マザーボード。ファームファクタはE-ATX。店頭価格は税込63,504円で、販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アークドスパラパーツ館

 Z170A MPOWER GAMING TITANIUMと同様に、「DDR4 Boost」や「STEEL ARMOR」、「Audio Boost 3」といった機能を搭載するほか、本製品の「MSI GAMING LAN MANEGER」では有線LAN、無線LANのそれぞれに帯域管理が可能となっており、ゲームは有線LAN、Webブラウザやファイル転送は無線LANといった割り当てをすることができる。

 スロット数は、PCIe x16×5(x16/x0/x0/x16/x0、x16/x0/x0/x16/x8、x8/x8/x0/x16/x8などで動作、40レーンCPU使用時)、PCIe x1×1、M.2×1(M key、type 22110、PCIe 3.0×4対応)、DDR4 DIMM×8(128GB、DDR4-3466まで)。

 主な搭載機能・インターフェイスは、1000Base-T LAN×1(Intel I218-V)、無線LAN(Intel Dual Band Wireless-AC 8260、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大867Mbps)、6Gbps SATA×10、SATA Express×1、U.2×1、USB 3.1 Gen2×2(Type-A×1、Type-C×1、ASMediaコントローラ)、USB 3.1 Gen1×6(I/Oパネル)、7.1chサウンドなど。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店]