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Skylakeも搭載できるファンレスATXケース「FC5 Alpha」が登場

 オランダStreacomのファンレスATXケース「FC5 Alpha」が登場、オリオスペックが販売を開始した。同店によれば、TDP 35WのSkylakeをファンレスで使用できることを確認しているという。

 同店では、スロットイン光学ドライブベイを備えたブラックモデル「ST-FC5B-OPT-ALPHA」が販売中で、店頭価格は税抜き29,800円(税込32,184円)。なお、このほか、光学ドライブベイが無いモデルやシルバーモデルがある。

TDP65WまでのCPUに対応したファンレスPCケース、ATXマザーボードが収納可能

 FC5 Alphaは、本体サイズが幅380×奥行き318×高さ55mmのPCケースで、CPUをファンレスで冷却できるのが特徴。ヒートパイプ付きクーラーが付属しており、CPUの熱を筐体に伝えることで発散する仕組みだ。

 筐体には「プレミアムグレード」(同社)という6063アルミニウム合金が採用。フロントパネルの厚さは10mm。

 推奨CPUはTDPが65Wのモデル。対応CPUタイプはLGA775/1366/1155/1156/1150/1151、Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2。対応マザーボードタイプはATX、microATX、Mini-ITX。

 なお、同店は、Core i7-6700TなどのSkylake世代の35W CPUと、ASUS製のmicroATXマザー「Z170M-PLUS」「H170M-PLUS」との構成で使用できることを確認したという。

 内蔵可能な電源は同社製の「ZF240」(240W)のみ。同店は販売しておらず、PC電源をACアダプタ化するキット「PicoPSU」の使用を勧めるとしている。

 HDD/SSDは、2.5インチサイズの場合で6基まで、3.5インチサイズの場合で3基まで内蔵可能。組み合わせるマザーのサイズによって異なり、同店によればATXマザーの場合は2.5インチ×3(3.5インチ非対応)、microATXでは3.5インチ×1、Mini-ITXマザーでは3.5インチ×3を内蔵できるという。

 また、拡張カードスロットが1基用意されているが、使用時はライザーケーブルが必要。ライザーケーブルは別途用意する。

[撮影協力:オリオスペック]