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Skylake搭載のハイスペックNASキットがQNAPから、4K/60fps動画再生に対応

計6モデル、実売25万円以上

(7/24 3:40更新)TVS-1282Tの販売を確認

 Skylakeを搭載し、4K/60fps動画の再生に対応したQNAPのハイスペックNAS「TVS-x82シリーズ」「TVS-x82Tシリーズ」が登場、オリオスペックツクモパソコン本店IIが販売を開始した。上位のTVS-x82TシリーズにはThunderbolt 2も搭載されている。

 両店ではCore i7-6700/Thunderbolt 2搭載の12ベイモデル「TVS-1282T」や、Core i3-6100搭載の6ベイモデル「TVS-682」など計6モデルが販売中(ツクモパソコン本店IIは一部受注扱い)。

 店頭価格(以下、全て税込表記)はTVS-682(TVS-682-i3-8G)が258,000円、TVS-882(TVS-682-i3-8G)が税込298,000円、TVS-1282(TVS-1282-i3-8G)が338,000円、TVS-682T(TVS-682T-i3-8G)が358,000円、TVS-882T(TVS-882T-i5-16G)が468,000円、TVS-1282T(TVS-1282T-i7-32G)が598,000円。オリオスペックではTVS-1282Tのみ、来週入荷予定と案内している。

Skylakeの採用でPU性能を要求するアプリケーションの効率が向上、4K/60fps動画を滑らかに再生

 TVS-x82/TVS-x82Tシリーズは中小企業向けとされたNASキット。各シリーズにドライブベイ12基モデル(2.5インチ×4、2.5/3.5インチ×8)、8基モデル(2.5インチ×2、2.5/3.5インチ×6)、6基モデル(2.5インチ×2、2.5/3.5インチ×4)の3タイプが用意されているほか、シリーズ毎にCPUやメモリ容量が異なる複数のモデルが用意されている(国内未発売モデル含む)。

 Skylakeこと第6世代CoreシリーズCPUを採用し、高いパフォーマンスを謳う点が特徴。仮想化や、多数端末の同時接続など、CPU性能を要求するアプリケーションの効率を向上させるといい、特に映像出力機能については、4K/60fps動画を滑らかに再生できるとしている。映像端子は全モデルがHDMI×3(HDMI 2.0×1、HDMI 1.4b×2)。

 また、TVS-x82Tシリーズには、最高データレート20GbpsのThunderbolt 2が2基装備。Thunderboltを備えたMacでの4K動画の編集や、ファイルストレージなどの用途に最適としている。

 なお、搭載CPUは、6ベイモデルの「TVS-682」のみCoreシリーズのほかにPentium G4400搭載モデルが用意されているが、今回発売を確認したのは、Core i3搭載モデル(TVS-682-i3-8G)のみ。

 ストレージインターフェイスは6Gbps SATAで、ホットスワップ対応。LANインターフェイスは、TVS-x82シリーズがGigabit Ethernet×4、TVS-x82Tシリーズが10GBase-T×2、Gigabit Ethernet×4。

 このほか、6Gbps SATA SSD対応のM.2スロット(2基)や、USB 3.0ポート(前面×1、背面×4)、スピーカー(2基)などを備える。また、ワイヤレスリモコン(RM-IR002)などが付属する。

 7/19更新TVS-682の搭載CPUに関して、一部で「Pentium G4400のみ」という記載がありましたが、正しくは「Core i3-6100とPentium G4400」になります(国内販売モデルはCore i3-6100)。お詫びして訂正致します。

 7/24更新TVS-1282Tの販売をオリオスペックで確認。店頭価格は税込598,000円。

[撮影協力:オリオスペック]