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SeagateのHDDブランドが一新、NAS向け「IronWolf」の10TBが店頭予約開始

予価は税込54,800円、動物をモチーフとしたブランドに

 Seagateの新たなNAS向けHDD「IronWolf」が登場、容量10TBモデル「ST10000VN0004」の予約受け付けが複数のショップで始まった。

 予約ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ドスパラパーツ館BUY MORE秋葉原本店などで、予価は税抜き50,740円(税込54,800円)。ツクモ各店によると店頭販売は29日(金)から開始予定。なお、Amazon.co.jpでは20日(水)時点で、すでに販売が始まっている。

動物をモチーフにしたブランドに一新、デスクトップ/ノートPC向けHDDは「BarraCuda」に

 IronWolfは、一般家庭やSOHOなどをターゲットとしたNAS向けの3.5インチ6Gbps SATA HDD。

 回転振動を軽減するセンサーと、高度な電源管理機能などで構成される「AgileArray」を搭載するほか、「年間最高180TBのユーザ作業負荷率」を謳い、複数ユーザーによるデータアクセスも確実に行なえるとしている。

 ちなみに、同社はこれまでNAS用として「NAS HDD」を発売していたが、今回のIronWolfはそれに代わる新ブランドとなる。IronWolf以外には、デスクトップ/ノートPC向けHDDの「BarraCuda」、SSHDの「FireCuda」、監視用途向けHDDの「SkyHawk」などが新たに用意、それぞれ動物をモチーフにしたブランドとなっている。

 IronWolfの容量ラインナップは10TB、8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TBの7種類で、ディスク回転数は1~4TBが5,900rpm、6~10TBが7,200rpm。対応NASケースは1~8ベイタイプとされている。

 10TBモデルの主なスペックは、最高連続データ転送レートが210MB/s、キャッシュ容量が256MB、MTBFが100万時間、平均消費電力が動作時6.8W、アイドル時4.42W、音量が動作時32dB、アイドル時28dB、本体サイズが26.11×101.85×146.99mm、重量が650g。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]

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