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Raspberry Pi 3を使った自作キット「KURO-IOTEXP/KIT3」が発売、玄人志向

7型液晶がもらえる組み立てイベントもあり

 Raspberry Pi 3を採用した玄人志向ブランドの“自作IoT体験キット”の新モデル「KURO-IOTEXP/KIT3」が発売された。監視カメラとして機能させる拡張キット「KURO-IOTEXP/ZS1」も販売中。

 店頭価格は順に税抜き16,500円、税抜き7,000円。販売ショップはツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館

Raspberry Pi 3 Model Bや専用ケースがセットになったキット

 KURO-IOTEXP/KIT3は、マイコンボードのRaspberry Pi 3 Model Bや、Raspberry Pi用ケースなどをセットにした自作キット。完成させるにはLinuxの知識が必要だが、組み立てに必要な工具はドライバーのみで、玄人志向は「お手軽なキット」としている。

 玄人志向の「自作IoT体験キット」としては、1月に発売された「KURO-IOTEXP/KIT」、4月発売の「KURO-IOTEXP/Z01」に続いて3モデル目。過去のモデルではマイコンボードとしてRaspberry Pi 2が採用されていたが、今回はそれらより新しいRaspberry Pi 3へと変更されている。

 「謎のサングラス男」によるマニュアル「玄人指南書」が付属する点は従来同様。マニュアルの説明に沿ってキットを完成させれば、スマートフォンでPCの電源をONにしたり、温度や湿度を測定したりできるという。キットには温湿度センサーモジュール、GPIOエクステンションボード、抵抗など、多くのパーツが同梱されている。

 もう1つのKURO-IOTEXP/ZS1は、KURO-IOTEXP/KIT3を監視カメラに仕立てるための拡張キット。こちらにも「玄人指南書」が付属しており、完成すると、メール送信型の監視カメラとして機能するという。キットには赤外線動体センサーやカメラモジュールなどのパーツが同梱されている。ちなみに、拡張キットは、KURO-IOTEXP/KITとの組み合わせも可能とのこと。

 なお、新橋にあるツクモデジタル.ライフ館では、今回のキットを使った組み立て体験会を8月6日(土)に実施予定。定員15名の事前申し込み制で、参加者にはRaspberryPi用7インチディスプレイをプレゼントするという。参加資格は16歳以上で、イベント当日にKURO-IOTEXP/KIT3を購入できる人。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館]

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