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Skylake-U搭載の安価な小型PCキット「Beebox-S」が登場、ASRock

 ASRockの小型PC自作キット「Beebox」にSkylake-Uを搭載した上位モデルが登場、「Beebox-S」シリーズが発売された。

 搭載CPUの違いにより2製品が販売されており、店頭価格はCore i5搭載モデル「Beebox-S 6200U/B/BB」が税込43,300円前後、Core i3搭載モデル「Beebox-S 6100U/B/BB」が税込36,700円前後。

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CPUが大幅に強化された上位モデル、M.2スロットも搭載

写真は6200U/B/BB

 Beebox-Sシリーズは、NUC準拠の小型PC自作キット。本体サイズはこれまでのBeeboxシリーズと変わりないが、搭載CPUがSkyleke-Uとなり、これまでBeeboxシリーズに搭載されていたBraswellと比べて、大幅に強化されている。ちなみに、Skylake-Uを搭載した自作キットはGIGABYTEやIntel、Shuttleからも販売されているが、それらと比べると今回の製品は安価となっている。

 搭載するCPUはBeebox-S 6200U/B/BBがCore i5-6200U(2コア/4スレッド、ベース2.3GHz/ターボブースト2.8GHz、TDP15W、Intel HD520)、Beebox-S 6100U/B/BBがCore i3-6100U(2コア/4スレッド、ベース2.3GHz/ターボブースト無し、TDP15W、Intel HD520)。

 このほか、Beeboxシリーズとしては初めてM.2スロットを1基備えている点もウリ。PCIe×4またはSATA 6Gbps接続のSSD(Type2260、2280に対応)を内蔵でき、小型で高性能なPCを求める層には大きなポイントとなるだろう。

 今回発売された2つのモデルはCPU以外の仕様は共通。メモリはDDR4-2133 SO-DIMMに対応しており、スロットは2本(最大32GB、デュアルチャネル対応)。ストレージ用に6Gbps SATA対応2.5インチHDD/SSDベイを1基備えている。

 主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort出力×1・HDMI出力×2(うち1基は4K/2K@60Hz対応)、1000Base-T LAN×1、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.1 Type-C×1(前面)、USB 3.0 Type-A×3(前面1ポート、背面2ポート)、オーディオ入出力端子、赤外線受信口など。

 本体サイズ(W×H×D)は110×46×118.5mm。付属品はACアダプタ(65W)、赤外線リモコン、VESAマウントキット。

 なお、パッケージには4色のカラーバリエーションが印刷されているが、今回発売されたのはブラックのみ。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]