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小型マザーの新規格「Mini-STX」対応の自作キット「DeskMini 110」が発売

ケースの大きさはATX電源並み、実売16,800円

 小型のMini-STX規格に準拠した初の製品がASRockから登場、LGA1151対応PC自作キット「DeskMini 110」が発売された。

 店頭価格は税込16,800円前後。販売ショップはドスパラパーツ館テクノハウス東映オリオスペック(予約分で売り切れ)、ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店

Mini-ITXより小さい小型フォームファクタ「Mini-STX」に準拠

マザーボード
Mini-STX対応
前面ポート
背面
ドライブベイ
側面
マザーを引き出した状態
リテールクーラーが搭載可能
ATX電源との比較
製品仕様
店頭POP

 DeskMini 110は、本体サイズが155×155×80mmでATX電源に近いサイズの小型PCケースを採用したPC自作キット。Mini-ITXより小さい小型フォームファクタ「Mini-STX」に準拠した、初の製品だ。

 採用マザーボードは同社製の「H110M-STX」。基板サイズは140×147mmで、Mini-ITX(170×170mm)とNano-ITX(120×120mm)の中間となる。

 搭載チップセットはIntel H110。メモリスロットはSO-DIMM×2(DDR4-2133、最大32GB)。CPUはTDP 65Wまでのモデルが搭載可能で、CPUクーラーについては、リテール品付属のものが使用できるほか、ブロアーファンタイプに対応するとしている。

 PCケースは、スチール製シャシーとプラスチック製ベゼルとで構成。背面からマザーボードトレイを引き出せるようになっている。電源は付属のACアダプタ(120W/19V)。なお、オプションでVESAマウントに対応するとのこと。

 ドライブベイは2.5インチHDD/SSD用を2基備える(6Gbps SATA接続)。光学ドライブ用ベイや、拡張カードスロットは無いが、マザーボード上の2基のM.2スロット(Type 2230/2280各1基)に無線LAN/BluetoothモジュールやPCIe SSDを増設できる。

 上記以外の主な搭載機能・インターフェイスは、DisplayPort 1.2、HDMI、VGA、Gigabit Ethernet(Intel I219-V)、USB 3.0(Type-C×1、標準A×2)、USB 2.0、ヘッドホン/ヘッドセット端子、マイク端子。

[撮影協力:ドスパラパーツ館テクノハウス東映]

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