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OC機能を備えたゲーミング液晶が登場、NVIDIA G-SYNCにも対応

リフレッシュレートが最高180Hzに向上、計2モデル

 オーバークロック機能を備えたゲーミング液晶「Predator」が日本エイサーから発売された。NVIDIA G-SYNCもサポートする。

 ラインナップは、パネルサイズが27インチの「XB271Hbmiprz」と、24インチの「XB241Hbmipr」の2種類で、価格は順に税込75,400円前後、税込64,600円前後。販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館

リフレッシュレートを高める「オーバークロック機能」を搭載、NVIDIA G-SYNCにも対応

 Predatorは、非光沢のTN液晶パネル(1,920×1,080ドット)を採用したゲーム向けのディスプレイ。

 リフレッシュレートを高める「オーバークロック機能」を備えているのが特徴。通常のリフレッシュレートは最高144Hzだが、機能を有効にするとXB271Hbmiprzでは170Hzに、XB241Hbmiprでは180Hzに、それぞれ向上する。

 同社はこの機能について、「FPSやRTSゲームで効果を発揮する」とアピールしているが、一方で、映像が乱れたり、表示が不安定になったりする場合があるという。その際は、機能を無効にするか、リフレッシュレートを低く設定してほしいとしている。

 なお、機能はDisplayPort接続時のみ使用可能で、HDMI接続時は使用できない。

 また、NVIDIAのティアリング防止技術であるG-SYNCを搭載するほか、暗いシーンでの視認性を高める「Dark Boost」、ゲームジャンルごとに3つまで映像設定を保存できる「Gaming Viewモード」、ブルーライトを軽減する「ブルーライトフィルター」などの機能を備えている。このほか、別売りのNVIDIA 3D VISION 2メガネを利用することで、明るくクリアな3D映像が楽しめる「NVIDIA 3D LIGHT BOOSTテクノロジー」に対応している点も特徴。

 パネルの主なスペックは、表示色数が1,670万、視野角が水平170度、垂直160度、コントラスト比が1,000:1、応答速度(GTG)が1ms(オーバードライブ機能を「Extreme」に設定した場合)、2ms(初期設定)。

 映像端子はDisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1で、ヘッドホン端子とステレオスピーカー(2W+2W)を装備。XB271HbmiprzはUSB 3.0ハブ(4ポート)も備える。音声入力端子は無し。

 本体サイズは、XB271Hbmiprzが幅640×高さ415×奥行き268mm、XB241Hbmiprが幅567×高さ392×奥行き268mm。スタンドでは高さ調節(150mm)、チルト(上35度、下5度)、スイベル(60度)、ピボット(90度)が可能。また、VESAマウント(100×100mm)に対応する。

 付属品はDisplayPortケーブル、電源ケーブルなど。XB271HbmiprzはUSB 3.0ケーブルも付属する。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]