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M.2 SSD用の冷却キットがAqua Computerから登場、水冷と空冷の2モデル

水冷タイプ

 M.2 SSD用の水冷・空冷キットが登場、独Aqua Computerの「kryoM.2」がオリオスペックで販売中だ。付属のPCIeカードを介してSSDを接続するため、拡張スロットを消費する点に要注意。

店頭価格は水冷モデルが税込8,618円、空冷モデルが税込4,298円。なお、27日(土)時点で空冷モデルは売り切れ。

PCIe接続のM.2 SSDに冷却機能を追加、水冷と空冷の2モデル

水冷タイプ
空冷ヒートシンクタイプ
空冷ヒートシンクタイプ

 kryoM.2は、PCIe接続のM.2 SSDを、水冷または空冷に対応させるためのキット。PCIe x4接続のカード型アダプタと冷却パーツ(水冷ヘッドまたはヒートシンク)、サーマルパッドなどで構成されている。

 使用方法は、まずカード型アダプタのM.2スロットにSSDを装着し、その上に冷却パーツを装着する。そして、その冷却パーツ付きのアダプタを、マザーボードのPCIeスロットに接続する、という流れだ。

 こうした構造のため、マザーのPCIeスロットと、PCケースの拡張カードスロットを消費することになる。普通にマザーのM.2スロットを使用した場合に比べ、SSDの交換が面倒になるのもデメリットと言える。

 一方で、M.2 SSDに冷却機能を追加できるのは大きなメリット。M.2 SSDを“裸”で使用した場合の発熱が気になるという人にとっては、注目のアイテムだろう。

 また、M.2 SSDをPCIeカードとして接続するため、マザーのM.2スロットが空くという副次的な効果もある。

 M.2 SSDの対応サイズはType 2280/2260/2242。ブラケットを含む本体サイズ(約)は、水冷モデルが152×84×20mm、空冷モデルが126×84×20mm。水冷ヘッドの対応フィッティングはG1/4。

[撮影協力:オリオスペック]