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金属パイプと強化ガラスを使った超高級ケース「D-Frame 2.0」が予約開始

予価は税込165,800円、カラーは3色

(9/18 23:59更新)販売を確認
初出日時 9/6 11:00

 金属製パイプと強化ガラスで構成されたオープンフレームタイプのATXケース「D-Frame 2.0」の予約が開始された。

 80PLUS Platinum認証の電源付きで、予価は税込165,800円。発売日は9月15日(木)。標準モデルのカラーはブラック×ゴールドで、販売数は全世界で限定500台。予約受付店はオリオスペックパソコン工房 秋葉原BUYMORE店で、オリオスペックでは展示が始まっている。

 また、カラーバリエーションモデルの発売も予定されており、ホワイト×ブルーモデルとブラック×グリーンモデルが11月中旬に発売されるという。こちらも同時に予約が開始されており、予価は標準モデルと同じ税込165,800円。代理店のアユートによると、カラーバリエーションモデルの国内での販売数は各カラー5台限定とされている。

オフロードバイクのテイストを取り入れたオープンフレームタイプの超高級ケース

 D-Frame 2.0は、金属製のパイプと強化ガラスで構成されたオープンフレームタイプのATXケース。同コンセプトのケースは、前モデルにあたる「D-Frame」やMini-ITX対応の「D-Frame mini」があるが、今回登場したD-Frame 2.0は高級感を前面に押し出したモデルになっている。

 パイプ部分の素材はスティールで、デザインはオフロードバイクをモチーフにしているという。両サイドのパネルは強化ガラス製、標準カラーモデルにはシリアルナンバー入りのプレートも付属している。

 また、D-Frame 2.0には専用電源「SIII-1065W」が付属している。この電源は強化ガラスパネルやイルミネーションLED(ON/OFFスイッチ付き)などを備えたモデルで、本体サイズは210×180×96mmと特殊形状を採用。搭載ファンは16.5cmで、80PLUS Platinum認証を取得品。最大3A出力可能なスマートフォン充電向けUSB端子や、PCシャットダウン後も設定した時間だけ通電状態になるコネクタを備えている。

 PCシャットダウン後も電源出力が可能なコネクタは、水冷ポンプなどを接続した際に使用するもので、最大12V/65Wの出力が可能。シャットダウン後も一定時間水冷ポンプなどを動作させ、熱が水冷ヘッドなどに溜まったままにならないようにするためのもの。動作モードはPCシャットダウン後30秒間通電、PCシャットダウン後180秒間通電、PCシャットダウン後も常時通電、PCシャットダウン時は非通電の4タイプから選択できる。イルミネーションパーツなどを接続している場合は、常時通電を選ぶことでPCシャットダウン後も魅せるPCとしてインテリア的に使うことも可能。

 本体の対応フォームファクタはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXで、ドライブベイは×4(3.5インチ/2.5インチ共用)、水冷ラジエーターは最大360mmまでのものが設置可能。本体サイズは548×291×726mmで重量は22.5kg。なお、パッケージの箱はPCケースとしてはかなり巨大。

 オリオスペックでは水冷パーツを搭載した状態のデモ機が展示されており、本体の質感や、PCパーツを組み込んだ際のクリアランスなどを確認することができる。

※9/18 23:59に以下を追記

 オリオスペックで受発注扱いで販売開始されたことを確認。

[撮影協力:オリオスペック]