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テンキーレスよりさらに小さいメカニカルキーボードが発売、計8種類

Cherry軸採用の「ProgresTouch RETRO TINY」、キーキャップは2色成形

(9/15 19:25更新)販売を確認。アクセサリーを追加。
初出日時 9/13 11:00

 テンキーレスキーボードをさらに省スペース化したメカニカルキーボード「ProgresTouch RETRO TINY」がアーキサイトから発売された。キースイッチはCherry MXで、2色成形キーキャップが採用されている。

 日本語配列(70キー、かな刻印なし)と英語配列(66キー)があり、それぞれにいわゆる青軸、黒軸、赤軸、茶軸の各スイッチのモデルが用意されている(計8モデル)。店頭価格は税抜き8,780円(税込9,483円)。販売ショップはツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館パソコンショップ アークGALLERIA Lounge

一般的なテンキーレスキーボードとの比較で、占有面積を約30%削減

 ProgresTouch RETRO TINYは、メカニカルキースイッチのCherry MXシリーズを採用したUSB接続のキーボード。一般的なテンキーレスキーボードとの比較で、占有面積を約30%削減したという省スペース性が特徴だ。

 「Home」「End」「Page Up」「Page Down」などのキーを省き、カーソルキー部をメインキー部に寄せることで、キーピッチ19mmを保ちつつ本体の幅を325mmに抑えた。上記の4つのキーや「Print Screen」などの省略されたキーは、「Fn」との併用で入力できる。

 日本語配列モデルで日本語入力をON/OFFする時は、省略された「E/J(半角/全角)」の代わりに「Fn」+「Esc」を押す必要があるが、設定により「Esc」のみの押下で済むようにできる(英語配列モデルにも類似機能あり)。設定状態は「Insert」に設けられたLEDインジケータで確認できる。

 キートップの文字は2色成形のキーキャップによるもの。磨耗で文字が薄れたり消えたりするのを防ぎ、また標準的なキーキャップより約0.5mm厚いため、「しっかりとした打鍵感を味わえる」としている。なお、キー側面の文字はレーザー刻印によるもの。

 本体サイズは幅325×奥行き110×高さ35mm(最大部、スタンドを除く)。重量は720g(USBケーブルを除く)。USBケーブルは着脱可能で、長さは1.8m。

 キーストロークは4mm(±0.5mm)。本体裏面のDIPスイッチの操作により、「Ctrl」「CapsLock」の入れ替えやWindowsキーの無効化などが可能。PS/2接続時はNキーロールオーバーに対応する。

 対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista。付属品はUSB-PS/2変換アダプタ、USBケーブル、交換用キーキャップ、キーキャップ引き抜き工具など。

リストレストやキーキャップの引き抜き工具も発売

 アーキサイトからはこのほかに、リストレスト3種類「AS-PRMWR/SBK・MBK・LBK」やキーキャップの引き抜き工具「AS-KREGP01」も発売されている。

 AS-PRMWR/SBK・MBK・LBKは、発泡合成ゴムを使った弾力のあるリストレスト。長さの違いでS(325×90×18mm)、M(360×90×18mm)、L(440×90×18mm)の3種類が用意されている。店頭価格は税抜き990円(税込1,070円)。

 AS-KREGP01は、キーボードのキーキャップを引き抜くための工具。サイズは130×10.5×19.5mm。店頭価格は税抜き415円(税込449円)。

 共に販売ショップはツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館パソコンショップ アークGALLERIA Lounge

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館]