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独自クーラー「ACX 3.0」を搭載したEVGA製GeForce GTX 1070カード

動作クロックの違いで2モデル

 北米で人気の高いPCパーツメーカー「EVGA」のGeForce GTX 1070搭載ビデオカードが2種類発売された。

 今回登場したのはオーバークロックモデルの「GeForce GTX1070 FTW GAMING ACX 3.0(08G-P4-6276-KR)」と、リファレンスクロック仕様の「GeForce GTX 1070 FTW DT GAMING ACX 3.0(08G-P4-6274-KR)」の2モデルで、店頭価格は順に税込65,800円前後、税込63,800円前後。

 販売ショップはドスパラパーツ館

セミファンレスも可能な高効率クーラー「ACX 3.0」を搭載

 これらは、EVGAオリジナルの高効率クーラー「ACX 3.0」を採用したビデオカード。ACX 3.0はファンカバーに専用アプリで制御可能なRGB LED「Adjustable RGB LED」を搭載した冷却システムで、カード裏面を覆う銅製バックプレートと、カード表面を保護するミドルプレートでビデオカード基板を挟み込むことにより高い耐久性を高めているという。

 搭載ファンは信頼性が高く長寿命なダブルボールベアリングファンが2基搭載されており、ファン自体の消費電力を抑えることで安定したオーバークロッキングを実現したとされている。ファンの回転数はユーザーがコントロールすることができ、低負荷時にはファンを止めるセミファンレス運用も可能。

 動作クロックは、オーバークロックモデルのGeForce GTX1070 FTW GAMING ACX 3.0がベース1,607MHz、ブースト時1,797MHz。GeForce GTX 1070 FTW DT GAMING ACX 3.0はリファンレンスデザインの「GeForce GTX 1070 Founders Edition」と同じクロック値で、ベース1,506MHz、ブースト時1,683MHzとなっている。メモリはどちらもGDDR5 8GBを搭載し、動作クロックは8,008MHz。

 その他共通の仕様は、映像出力端子がDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、DL-DVI-D×1。カードサイズ(L×H)は266.7×128.626mmで、2スロットを占有する。補助電源端子は8ピン×2で、消費電力は215W。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]