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太陽誘電の設備を引き継ぎ製造されたDVD-R/CDメディアが発売

国外生産だが、「国内生産と同等の品質」

 太陽誘電の設備などを引き継いで生産された光学メディアが磁気研究所から登場、DVD-R 50枚スピンドルの「TYDR12JCP50SP」と、CD-R 50枚スピンドルの「TYCR80YMP50SP」が、あきばお~八號店で販売中だ。店頭価格は前者が税抜き1,499円(税込1,619円)、後者が税抜き1,159円(税込1,252円)。

原産国は台湾、太陽誘電の技術や品質管理を引き継ぎ、「国内生産と同等の品質」を実現

 これらは、太陽誘電からスタンパーや材料、製造工程、品質管理を引き継いで製造されたという光学メディア。パッケージに記載されている情報によると、原産国は台湾だが、前述の技術提供や品質管理により、「国内生産と同等の品質」(同社)を実現したという。パッケージには、メーカーのCMC Magnetiesが太陽誘電のライセンスを受けて生産した事を表す「TEON」のロゴマークがプリントされている。

 今回販売が始まったのは、DVD-RがCPRM対応の録画用16倍速メディア、CD-Rが録音用(80分)の48倍速メディア。両メディアともホワイトワイドプリンタブル仕様となっている。

 なお、技術提供を行った太陽誘電は、「想定を超える市場の縮小」により、2015年末に光学メディア事業から撤退している。

[撮影協力:あきばお~八號店]