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Western DigitalのSSD「WD Blue」が発売、実売8,980円から

基板や搭載チップには「SanDisk」の文字も

 Western Digitalブランド初のSSD「WD Blue」が発売された。

 フォームファクタは2.5インチとM.2の2タイプで、インターフェイスはどちらも6Gbps SATA。容量は250GB、500GB、1TBの3種類。店頭価格は税込8,980~32,800円。

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「WD」ブランドとしては初のSSD、基板やチップ上に「SanDisk」の文字も

 WD Blueは、Western Digitalの「WD」ブランドを冠した初めてのSSD。

 これまで、内蔵タイプの「WD Red」/「WD Blue」やポータブルタイプの「My Passport」など、HDDをメインに発売していた同社だが、SDカードやSSDなどのメモリ製品がメインのSanDiskを5月に買収。以降、SDカードなどの新製品をSanDiskブランドとして発売しているが、今回のSSDには、既存の内蔵HDD製品と同じWD Blueブランドを冠した。なお、同社は今回のWD Blueのほかに、下位となる「WD Green」も発表している。

 WD Blueの公称パフォーマンスは、1TBモデルと500GBモデルがシーケンシャルリード545MB/s、ライト525MB/s、ランダムリード100,000IOPS、ライト80,000IOPS、250GBモデルがシーケンシャルリード540MB/s、ライト500MB/s、ランダムリード97,000IOPS、ライト79,000IOPS。

 TBW(耐久性)は、1TBモデルが400TB、500GBモデルが200TB、250GBモデルが100TB。MTTF(平均故障間隔)は全モデル175万時間。

 本体サイズは、2.5インチタイプが7×69.85×100.2mm、M.2タイプが1.5×22×80mm(Type 2280)。

 なお、ツクモeX.パソコン館が製品を分解したところ、基板やチップ上に「SanDisk」の文字を確認することができた。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]