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Skylakeもファンレス運用、キューブ型Mini-ITXケース「DB4」が発売

STREACOM製、外装をヒートシンクにしたスタイリッシュなデザイン

 Skylakeもファンレスで運用できるスタイリッシュなキューブ型Mini-ITXケースが登場、STREACOMから「DB4 Fanless Chassis (ST-DB4S)」が発売された。

 店頭価格は税込42,984円で、販売ショップはオリオスペック

 専用オプションも用意されており、冷却能力を向上させる追加のヒートパイプ「DB4 - LH6 Heat Pipe Kit」と、スロットイン式の薄型光学ドライブを固定するキット「DB4 - ODD Kit」が販売中。店頭価格は順に税込7,560円、税込5,400円。

ケース自体をヒートシンクにしたファンレスPCケース

キューブ型のMini-ITXケース
Mini-ITXマザーボードの搭載のイメージ図
本体上面。デモ機は薄型光学ドライブ固定キット「DB4 - ODD Kit」を装着している
本体底面。
内部の様子。デモ機はマザーボードや冷却強化キット「DB4 - LH6 Heat Pipe Kit」を装着している
ストレージを豊富に搭載可能
別売りのヒートパイプ「LH6 Heat Pipe Kit」を搭載したイメージ図
別売りの薄型光学ドライブ固定キット「ODD KIT」のイメージ図

 DB4 Fanless Chassis (ST-DB4S)は、ケース自体をヒートシンクにすることで、完全ファンレス動作を実現したキューブ型のMini-ITXケース。冷却システムはCPUに接触するベース部からヒートパイプが伸び、ヒートパイプとアルミ外装を接触させることで、熱を外部に放熱する仕組みになっている。

 本体はスタイリッシュな外観をしており、I/Oパネルや電源ボタンなどは本体底面部分にレイアウト、底面以外にはコネクタが無いデザインになっている。

 標準の状態でファンレス動作が可能なCPUはTDP 65Wのモデルまでで、対応CPUソケットはLGA775/1366/115x/Socket AM3+/FM2/AM1など。さらに、別売りのヒートパイプ「DB4 - LH6 Heat Pipe Kit」を追加し、風の流れがある涼しい場所に設置することで、TDP 110WのCPUまで対応できるとされている。

 ストレージを豊富に搭載できる点もウリで、最大で3.5インチドライブ×5台または2.5インチドライブ×12台が搭載可能。このほか、3.5インチドライブ×2台と2.5インチドライブ×4台といった構成でも搭載できる。光学ドライブを搭載するには別売りの「DB4 - ODD Kit」を利用する必要がある。

 拡張カードについては長さ200mm/高さ110mmまでのものが搭載でき、スロット穴は2つ用意されている。

 本体サイズは幅260×高さ270×奥行き260mm、重量は約7.5kg。電源は別売りで、同店によるとACアダプタ電源基板「PicoPSU」に対応しているという。

[撮影協力:オリオスペック]