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実売30万円の「Quadro P5000」が登場、Pascalコア採用

16GBメモリを搭載したワークステーションカード

 ワークステーション向けのプロフェッショナルビデオカード「NVIDIA Quadro」に、最新のPascalアーキテクチャを採用したウルトラハイエンドモデルが登場、「Quadro P5000」が発売された。代理店はELSAで、店頭価格は税込293,760円。

 販売ショップはツクモパソコン本店II

30bitカラー出力に対応したプロフェッショナルビデオカード

 Quadro P5000は、NVIDIAが7月に発表したPascal世代のワークステーション向けGPU。前モデルとなるMaxwell世代の最上位「Quadro M6000」と単精度小数点演算性能を比べると、Quadro M6000が7TFLOPSだったのに対し、Quadro P5000では8.9TFLOPSと向上している。

 30bitカラー出力に対応しており、高い精度のデータ加工や編集が可能。また、最大8枚のQuadroを同期させて32画面同時出力を可能にするオプションボード「NVIDIA Quadro Sync2」(別売り)への対応がうたわれている。

 主なスペックはCUDAコア数が2,560、搭載メモリがGDDR5X 16GB(256bit)。接続インターフェースはPCI Express 3.0 x16で、映像端子はDisplayPort 1.4×4、DVI-D×1を装備。最大消費電力は180Wとなっており、補助電源コネクタは8ピン×1。

 カードサイズは267×111×37mmで、2スロットを占有する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]