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国産NAND採用のWestern Digital製SSD「WD Green」がデビュー
2.5インチとM.2の2タイプ、WD Blue SSDよりも安価
2016年11月17日 20:05
Western DigitalのエントリークラスSSD「WD Green」が発売された。
ラインナップは、2.5インチタイプの120GBモデル「WDS120G1G0A」と240GBモデル「WDS240G1G0A」、M.2タイプの120GBモデル「WDS120G1G0B」と240GBモデル「WDS240G1G0B」の4種類。店頭価格(以下、全て税込表記)は、順に4,980円、8,280円、5,680円、8,880円。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店II、ドスパラパーツ館、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店(18日から販売)。
Silicon Motion製コントローラやTLC NANDフラッシュ搭載の6Gbps SATA対応SSD
WD Greenは、「日常的なコンピューティング」向けとされた6Gbps SATA対応のSSD。先月登場したSSD「WD Blue」の下位にあたるモデルで、公称のパフォーマンスや耐久性などのスペックはWD Blueより低いものの、安価になっている。
公称パフォーマンスは、120GBモデルがシーケンシャルリード540MB/s、ライト430MB/s、ランダムリード37,000IOPS、ライト63,000IOPS、240GBモデルがシーケンシャルリード540MB/s、ライト465MB/s、ランダムリード37,000IOPS、ライト68,000IOPS。搭載チップに関して、製品パッケージには「国産NAND使用」という説明しかないが、販売しているドスパラパーツ館によると、「搭載コントローラーはSilicon Motion製で、TLC NANDフラッシュメモリは東芝製」だという。
TBW(耐久性)は、120GBモデルが40TB、240GBモデルが80TB。MTTFは175万時間。
本体サイズは、2.5インチタイプが7×69.85×100.5mm、M.2タイプが2.23×22×80mm(Type 2280)。
ちなみに、「WD Green」の名称については、過去にはHDDに用いられていたが、昨年9月に「WD Blue」(HDD)へ統合されてからは、現行製品では使用されていなかった。
[撮影協力:ドスパラパーツ館]