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“時短”に特化したTVチューナー「MonsterTV PCIE3」が発売
3番組同時視聴・録画や倍速再生に対応、店頭デモ中
2016年12月17日 18:08
初出日時 12/14 22:05
地上/BS放送の3番組同時視聴・録画に対応したエスケイネットのPCIeチューナーカード「MonsterTV PCIE3(SK-MTVPCIE3)」が発売された。複数同時視聴や倍速再生など、時短に特化した機能が多く用意されている。
当初の予定では21日(水)発売予定だったが、デモを行っているツクモeX.パソコン館ではすでに販売が始まっている。店頭価格は税込19,800円前後。
地上とBSの番組を計3つまで、同時に視聴・録画が可能、CSには非対応
MonsterTV PCIE3は、地上デジタルテレビ放送用とBSデジタル放送用のチューナーを各3基搭載したPCIe x1接続のカード。
地上とBSの番組を計3つまで、同時に視聴・録画することが可能。PCのディスプレイに3番組を同時に表示し、インターネットやゲームをしながらの「ながら見」にも便利としている。
録画時は、搭載するH.264ハードウェアトランスコーダーにより圧縮が可能。CPUに負荷をかけずに3番組の同時録画が可能で、また「15倍録画」モードでは、1TB HDDに約1,250時間分の番組を保存できるとしている。
録画した番組を同時に試聴することも可能で、PCのスペックがCore i7-2600(2011年1月に発売)、メモリ4GBの場合は5番組まで、Core i3-6100T(2015年9月発売)、メモリ8GBで7番組まで再生できるという。なお、同時再生数の上限は無く、PCのスペックが高いほど多くの番組を再生できるとのこと。このほか、音声付き倍速再生やCM飛ばしに便利な15秒スキップ機能にも対応している。
新たに開発したというWebブラウザベースの番組表も装備。マウスによる操作で快適に動作するほか、ブラウザの表示倍率を変更して、表示するテレビ局数を増やしたり減らしたりもできる。
ただし、110度CSデジタル放送番組の試聴は非対応。BS用パラボラアンテナへの電源供給機能も備えていないので注意が必要だ。また、録画した番組のムーブ・コピーにも対応しない。
カードサイズ(約)は130×86×16mm(ブラケット、突起物を除く)で、Low Profileスロットには対応しない。質量は約155g。インターフェイスはミニB-CASカードスロット×1、F型アンテナ×2(地上×1、BS×1)。
動作環境は、Core 2 Quad Q9550以上、メモリ4GB以上、HDCP対応ビデオカード、HDD空き容量5GB以上、Windows 10/8.1/7など。付属品はミニB-CASカード、ドライバ・アプリケーションCD-ROMなど。
[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とツクモeX.パソコン館]