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オープンソースのVR対応HMD「HDK2」が店頭販売スタート、RAZERZONE

 オープンソースのVRヘッドマウントディスプレイ「HDK2」が店頭に登場、ツクモeX.パソコン館のRAZERZONEで販売中だ。開発者向けで、保証やサポートは無し。価格は税抜き49,800円。

オープンソースVRのコンソーシアム「OSVR」による開発者向けHMD

 HDK2は、世界最大規模というオープンソースVRのコンソーシアム「OSVR(Open Source Virtual Reality)」によるヘッドマウントディスプレイ。

 解像度は2,160×1,200ドット(単眼で1080p)。カスタム設計したSLRグレードのレンズと90Hz対応のOLEDディスプレイを採用することで、鮮明な映像と90fpsによるVR体験を実現したといい、また独自の画質向上技術によりスクリーンドア効果(ドットの網目模様がわずかに見える現象)を低減したとしている。

 メイン基板にはUSB 3.0インターフェイスのほか、各種センサー(加速度、ジャイロ、電子コンパス)が搭載。内部拡張用のUSB 3.0(2基)も備える。また、再プログラムにより機能の追加が可能という。

 ただし、製品は開発者向けキット(Hacker Development Kit)とされており、同店も保証やサポートを行なわないとしているので注意が必要だ。

 ちなみに、OSVRのサポート企業には、RazerのほかIntelなどが含まれている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]