AMDの青いビデオカード「Radeon Pro WX」が近日入荷、1スロット仕様

　AMDのエンターテインメント・クリエイター向けの新ビデオカード「Radeon Pro WX」シリーズが、ツクモパソコン本店IIに近日入荷予定だ。ラインナップは「Radeon Pro WX 7100（RP718GER）」、「Radeon Pro WX 5100（RP518GER）」、「Radeon Pro WX 4100（RP414GER）」の3モデルで、店頭価格（税抜き）は、順に119,800円、75,800円、54,800円。

　23日（金）時点で、Radeon Pro WX 5100の在庫販売が始まっているほか、同店では近日中にRadeon Pro WX 7100の動作デモを予定している。

Polarisアーキテクチャの第4世代GCNを採用した新しいワークステーション向けビデオカード

　Radeon Pro WXシリーズは、これまでAMDが販売していたFire Proシリーズの後継機に当たるモデル。最新のPolarisアーキテクチャによる第4世代GCNを採用することで、VRやリアルタイムのコンテンツ編集などに高い性能を発揮できるという。

　これまでAMDのビデオカードは赤という印象が強かったが、Radeon Pro WXシリーズでは青を基調としており、ビデオカードにも青いカバーが装着されている。

　このほか、各モデルとも隣接スロットを占有しない1スロット仕様という点も特徴。

Radeon Pro WX 7100

　エンターテインメント・VRコンテンツ向け。処理能力は5.75.7TFLOPSで、Stream Processorは2,304基。メモリはGDDR5 8GBを搭載。映像出力はDisplayPort×4で、補助電源端子は6ピン×1。

Radeon Pro WX 5100

　処理能力3.9TFLOPS、消費電力75WのCAD・CAM向けカード。Stream Processorは1,792基、メモリはGDDR5 8GB。映像出力はDisplayPort×4で、補助電源は不要。

Radeon Pro WX 4100

　ロープロファイル対応で2TFLOPSの処理能力を持つ省スペースPC向けのカード。Stream Processorは1,024基、メモリはGDDR5 4GB。映像出力はMini DisplayPort×4で、補助電源は不要。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]