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ケーブルレスで使えるVR対応HMD「IDEALENS K2」が販売中、デモも開始

 AndroidベースのOSを搭載し、ケーブルレスで使える中国Idealens製VR HMD「IDEALENS K2」が店頭に登場、ツクモVR.が個人向け販売を開始した。同店ではゲームなどを体験できるデモも行なわれている。国内代理店はVR Japan。価格は税抜き66,800円。

Android 6.0ベースの独自OSを搭載したVR対応のHMD

 IDEALENS K2は、OLEDディスプレイ(1,200×1,080ドット、2画面)や、Samsung製プロセッサのExynos 7420、バッテリーなどを搭載したVRコンテンツ向けのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)。

 バッテリーに加え、Android 6.0ベースの独自OSやタッチパッド、ホームボタンなどが搭載されており、本体のみで使用できるのが特徴。電源や映像のケーブルを接続せずに、ケーブルレスでVRコンテンツを楽しむことができる。

 主なスペックは、重量が290g、メモリがPDDR3 3GB、ストレージがeMMC 32GB、視野角が120度、リフレッシュレートが90Hz、遅延時間が17ms、バッテリー動作時間が約2.5~6時間(コンテンツにより異なる)。

 主な搭載機能・インターフェイスは11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0(Micro USB)、ヘッドホン端子(3.5mmジャック)、6軸センサー(3軸ジャイロ+3軸加速度)、3軸地磁気センサー、光距離センサー、温度センサー。スピーカーは非搭載。

 なお、ツクモによれば、昨年11月から教育機関や法人に向けて先行販売を行なっており、今回から個人向け販売も行なうことにしたという。ただし、従来同様「開発向け販売」としており、また製品は海外仕様とのこと。

[撮影協力:ツクモVR.]