遠隔地や無人拠点に最適なM2M向けルーターが在庫販売、アイオー製

　アイ・オー・データ機器のM2M向けルーター「UD-LT1」がツクモパソコン本店IIで販売中だ。昨年11月に受注生産品として発表されたルーターで、店頭で在庫を確認したのは初めて。店頭税込価格は税込32,184円。

　同店には在庫のほかに、サンプルモックも入荷している。

様々な障害対策を備えた機器間通信向けのWAN/LTE/3G対応ルーター

　UD-LT1は、M2M（Machine to Machine、機器間通信）向けのWAN/LTE/3G対応ルーター。フレッツ光などの固定回線と接続して通信できるほか、本体にSIMカードスロット（標準サイズ）を備え、別途用意したSIMカードを装着することで、au（KDDI）またはNTTドコモのネットワークを使用して通信できる（auとドコモの同時使用は不可）。

　様々な障害対策が装備されており、同社は、遠隔地や無人拠点などに設置した機器との安定した通信が可能とアピール。メイン回線の障害時に自動的にバックアップ回線に切り替える「リンクバックアップ機能」、障害発生時などにLTEモジュールをリセットする「リンクリカバリ」などが搭載されている。

　また、夜間など特定の時間帯のみ回線を接続するスケジュール機能も備えており、通信料金の削減が可能としている。

　本体サイズ（約）は幅112×奥行き105×高さ25mm（横置き時、突起部を除く）。重量は約350g。有線LANインターフェイスは2基（LAN×1、WAN×1）。

　対応バンドはW-CDMAがB1、B6、B8、LTEがB1、B3、B8、B18、B19、B21。最高伝送速度は上り50Mbps、下り100Mbps。なお、3G専用SIM、auVoLTE SIMは非対応。

　付属品はACアダプタ、アンテナ（2本）、取付金具セット（横置き用、縦置き用）など。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]