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広大な作業領域、37.5型の曲面液晶「38UC99-W」が発売

解像度は3,840×1,600ドット、Bluetoothスピーカー搭載

 広大な作業領域を実現した3,840×1,600ドットの37.5インチ曲面液晶「38UC99-W」がLG Electronicsから発売された。低音域を再現するというスピーカーや、Bluetoothスピーカー機能も備える。

 店頭価格は税込159,800円。販売ショップはツクモeX.パソコン館。このほか、ツクモパソコン本店にも近日入荷予定で、サンプル展示も予定されている。

アスペクト比21:9の37.5型曲面ディスプレイ、スマホとのBluetooth接続に対応

 38UC99-Wは、非光沢・曲面の37.5インチAH-IPSパネルを採用したディスプレイ。大画面に加え、解像度が3,840×1,600ドット(アスペクト比21:9)と高く、同社は、大量の情報を処理・収集・分析するクリエイターやデザイナー、プログラマー、投資家など「あらゆるエキスパート」に向いているとしている。

 付属のコントロールソフト「OnScreen Control」には、ウィンドウを分割・整列する機能「Screen Split」が用意。ウィンドウが自動的に最大4分割され、画面全体に整列、表示される。

 これにより、資料を参照しながらドキュメントを作成したり、アプリケーション間のドラッグ&ドロップなどを容易に行なったりすることが可能。ウィンドウを切り替えずに、効率的に作業できるとしている。

 ゲーム向けも謳われており、AMD FreeSyncテクノロジを搭載するほか、各コマ間に黒画面を挿入することで残像感を軽減する「1ms Motion Blur Reduction」、映像が出力されるまでのタイムラグを軽減する「DAS(Dynamic Action Sync)モード」、暗いシーンの視認性を高める「ブラックスタビライザー」などの機能を備える。

 出力10W+10Wのステレオスピーカーも装備。「Rich Bass」により85Hz以下の低音域を深く豊かに再現するという。また、Bluetoothを搭載しており、スマートフォンなどとBluetooth接続し、画面出力をOFFにしてスピーカーとして使える。

 パネルの主なスペックは、表示色数が約10億7,000万、画素ピッチが0.22908mm、視野角が水平/垂直178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が最大500万:1、通常1,000:1、応答時間が5ms(GTG)。

 映像端子はDisplayPort×1、HDMI×2、USB Type-C×1。ヘッドホン端子とUSB 3.0ハブ(2ポート)も備える。

 本体サイズは幅897×高さ466×奥行き230mm、重量は9.3kg(いずれもスタンドを含む)。スタンドでは高さ調節(110mm)とチルト(前5度、後15度)が可能で、ピボットとスイベルは非対応。また、VESAマウントマウントに対応する(100×100mm)。

 付属品はACアダプタ、電源コード、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、USB Type-C-A変換コネクタなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

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