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重さ約40kgの巨大PCケース「Core W200/P200」が登場、上下二段の合体式

ATXケースが中に入るどデカサイズ

 Thermaltakeの二段重ね対応タワーケースの新モデルが登場、PCケース本体「Core W200(CA-1F5-00F1WN-00)」と電源・ラジエーターケース「Core P200(CA-1F4-00D1NN)」が17日(金)に発売予定だ。両者を組み合わせた重量は約40kg。ツクモeX.パソコン館ではサンプル展示が始まっている。

 予価はCore W200が税抜き54,980円、Core P200が税抜き20,980円。

巨大PCケース「Core W200」と拡張ケース「Core P200」の2種類

 Core W200は、同社のフルタワー超PCケース「Super Tower」に属する巨大PCケース。本体サイズは高さ677×幅475×高さ678mmで、一般的なATXタワーケースの2倍以上の幅があり、高い収納力を持つ。ちなみに、実用できるかどうかは別として、実際にタワーケースを収納することも可能。

 具体的なPCパーツの収納力については、大型のXL-ATXマザーボード(基板サイズ345.4×264.2mmまで対応)や2基のPS2サイズ電源ユニットを内蔵できるほか、5インチベイ3基、3.5/2.5インチシャドウベイ14基、拡張カードスロット10基を装備。

 多数のラジエーター用スペースもあり、フロント360mm×1、トップ600mm×1、ボトム280mm×2、右サイド600mm×2などの内蔵に対応している。

 そのほかのPCパーツの対応サイズは、CPUクーラーが高さ200mmまで、ビデオカードが長さ470mmまで(HDDラック取り外し時は635mmまで)、電源ユニットが奥行き180mmまで(ボトムファン3基装着時)または220mmまで(ボトムファン2基装着時)。

 さらに、拡張ケースのCore P200を用いて内部スペースを増やせるのも特徴。Core P200をCore W200の上に載せたり、その反対にCore W200をCore P200の上に載せたりして二段重ねにできる。

 Core P200にはPS2サイズ電源ユニットを2基まで内蔵可能。ラジエーターも内蔵でき、トップ600mm×1、サイド560mm×2(左右各1基)、ボトム560mm×2などに対応している(電源とラジエーターのスペースは一部共用)。

 Core W200(28.9kg)とCore P200(10.2kg)の重量をあわせると39.1kgにもなるが、Core W200にはキャスターが付属しているので、移動は問題無くできそう。キャスターはCore P200を下に設置した場合でも使用できる。

 なお、Webサイトには、5インチ光学ドライブなどのストレージを内蔵した例の写真も掲載されている。ただし、スペックには、内蔵できるドライブの数などについては特に記載されていない。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]