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マザーが放熱板になる?新タイプのM.2 SSD用冷却アイテムがイベントで公開

ASRock Z270 Taichi発売記念イベント内で紹介

 2月18日(土)にASRock製Z270チップセット搭載マザーボード「Z270 Taichi」の発売記念イベントがソフマップ 秋葉原 リユース総合館で開催された。主催は国内代理店のマスタードシード。

 Z270 Taichiを使用してM.2 SSDのRAIDボリュームをOSインストールディスクとして使用する方法や、当日特価品として販売されていたMini-ITX PCセットのメリットなどを解説。

 その中で、PCIe - M.2変換基板やマザーボードをM.2 SSDの冷却板として利用するユニークなアイテムSilverStone TP01-M2が紹介された。

変換基板やマザーを放熱板にするM.2 SSD用シート

 TP01-M2はPCIe - M.2変換基板やマザーボードにM.2 SSDの熱を逃がすためのシート。M.2 SSDの表面にヒートシンクなどを取り付ける冷却アイテムは増えつつあるが、裏面側に装着するアイテムは珍しい。

 M.2 SSDの裏面に貼り付け、変換基板やマザーボードとの隙間を埋めることで熱を逃がす製品。マスタードシードによると、発売は3月中旬を予定しているとのこと(2/21追記:TP01-M2に関して、国内代理店のディラックが「2月27日(月)に発売」と発表)。

 変換基板向けに作られた製品とされており、コネクタ位置と基板の隙間が4mm以内の環境で使用できるという。マザーボードは比較的コネクタ位置が上に位置するモデルが多いそうで、利用できるマザーボードが限られるとのことだが、今回のイベントではASRock製マザーボードで使用した際の効果などが紹介された。

TP01-M2は3月中旬の発売が予定されている
シートは切ってサイズの調整などが可能

M.2 SSDのRAID設定やOSインストールの手順、Mini-ITX環境でのSFX電源の優位性などを解説

 このほか、イベントでは発売されたばかりのZ270 Taichiを使用し、最新世代チップセットでのM.2 SSDのRAID環境の構築方法や、OSをインストールするための手順の解説も行われた。

 また当日特価販売されたMini-ITX環境PCセットを使用し、SilverStone製のSFX電源を利用するとスペースが有効に利用できる点や、取り回しの良さなどが紹介された。

Z270 Taichiを使用し、M.2 SSDのRAIDの組み方やOSのインストールの仕方、ベンチマークの数値などを紹介
Mini-ITX環境でSilverStoneのSFX電源SST-SX600-Gを使用するメリットなども紹介

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

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