オーディオ専用基板を搭載したハイレゾスマホ「GRANBEAT」が発売、オンキヨー

　オーディオ専用基板を搭載したオンキヨーのハイレゾ音源対応スマートフォン「GRANBEAT（DP-CMX1）」が発売された。大容量の128GBストレージも搭載する。

　店頭価格は税込91,584円。販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館（10％ポイント還元あり）。

オーディオ基板はスマートフォン用の基板とは別に搭載、OSはAndroid 6.0

　GRANBEATは、5インチIPSパネル（1,920×1,080ドット）やヘキサコアプロセッサのSnapdragon MSM8956（1.8GHz×2、1.4GHz×4）、Android 6.0を搭載したスマートフォン。メモリ容量は3GB。ストレージ容量は128GB。

　音楽再生に重点を置いた設計が特徴で、2.5mmバランスヘッドホン端子（出力75mW×2、4極）や、3.5mmアンバランスヘッドホン端子（出力150mW×2、4極、マイクリモコン対応）、デジタル出力にも対応したMicro USB端子、大型のボリュームノブなどが搭載されている。

　内部には、ESS製DAC「ES9018C2M」とアンプ「SABRE 9601K」を各2個採用したオーディオ専用基板が搭載。オーディオ基板はスマートフォン用の基板とは別に搭載されており、さらに基板を「電源回路出力」「デジタル変換」「ヘッドホン出力」の3つのゾーンに分けることで、ノイズ影響の減少と信号劣化の抑制を実現したいう。

　対応するハイレゾ音源の最高解像度はDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/24bit。ただし、ヘッドホン端子で出力する場合はPCM 192kHz/24bitへ変換される。

　本体サイズは142.3×72×11.9mm。質量は234g。バッテリー容量は3,000mAh（3.8V）。

　SIMカードスロットはnanoサイズが2基。デュアルスタンバイに対応するが、通話/データ通信中は一方のスロットは使用できない。対応バンド/周波数はLTEバンド1/3/7/8/19/26、HSDPA/W-CDMAバンド1/5/6/8/19、GSM/GPRS/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz。

　主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth 4.1、Micro USB、microSDカードスロット（最大256GB）、メインカメラ（16メガピクセル）、サブカメラ（8メガピクセル）、スピーカー、GPS、各種センサー（加速度＋ジャイロ、電子コンパス、近接、照度）。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]