総額150万円超え、TITAN-Xを4枚搭載した最強ディープラーニングPCが登場

　総額150万円超えというPacal版TITAN-Xを4枚搭載したフル水冷PCをオリオスペックが製作。

　ディープラーニング向けに特注で製作したPCで、CPUはCore i7-6900K、メモリはDDR4-2400が合計128GB搭載。また、冷却はフル水冷仕様の構成で、TITAN-Xの性能を最大限発揮できる仕様になっている。

GPGPU性能は最高峰？TITAN-Xを4枚搭載したフル水冷PC

　今回製作されたPCはディープラーニング用にGPGPU性能に特化した仕様のモデル。展示やデモなどの予定は無く、このまま即納品されるという。PCの総額は税込1,528,200円と、150万円の大台を超える超弩級のPCだ。

　主な構成は、CPUがCore i7-6900K、メモリが128GB(DDR4-2400)、マザーボードがASUS X99-E-10G WS(X99チップセット)、ビデオカードがNVIDIA TITAN X(×4枚)、ストレージがIntel SSD 600p 512GB + Crucial MX300 1TB。

　メインのラジエーターユニットはPCケース上部に設置されたKOOLANCE EX2-1055で、クイックリリース対応のフィッティングで接続することで、トラブルがあった際にユニットごと簡単に交換できる仕様にしてあるという。

　ショップによると、TITAN Xは水冷化した方が性能が出ることが知られており、今回紹介したPC以外にも水冷PCの相談を受けることがあるそうだ。

PC構成

　CPU Intel Core i7-6900K
　マザーボード ASUS X99-E-10G WS
　メモリ Corsair CMU32GX4M2A2400C14(計128GB)
　ビデオカード NVIDIA TITAN X(×4枚)
　SSD Intel SSD 600p 512GB + Crucial MX300 1TB
　電源 SilverStone SST-ST1500-GS
　ケース Corsair Graphite 760T Black
　VGA水冷ブロック TITAN X 水冷ブロック(×4セット)
　水冷ラジエーター KOOLANCE EX2-1055(Exos-2.5)Rev1.1 + XSPC EX240 Single Fan Radiator
　その他 水冷ヘッド、チューブ、フィッティング、クーラントほか

[撮影協力:オリオスペック]