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Ryzenに対応、新型ソケット「Socket AM4」採用マザーが各社から登場

 AMDの新世代CPU「Ryzen」に対応したSocket AM4マザーボードが登場、最上位チップセット「X370」などを搭載したマザーが各社から発売された。

 各社マザーの詳細は別記事を参照のこと。

AM4対応のリテンションキットを使ってCoolerMasterのAM3対応クーラーを装着

 Socket AM4はAMD製CPU/APU用の最新プラットフォーム。Socket AM4自体は、昨年9月にOEM向けAPUの「Excavator」(第7世代Aシリーズ)と共に発表されたもので、既にSocket AM4を採用したPCも発売されている。

 そのSocket AM4は、AMDの新世代CPUであるRyzenでも採用。さらに、今年1月にはRyzen向けのチップセット「X370」が発表された。

 X370はSocket AM4プラットフォームの最上位チップセットで、オーバークロックやマルチGPU構成を正式サポートするなど上位機能が搭載。プラットフォームとしては、2チャンネルDDR4メモリやPCIe Gen3、USB 3.1 Gen2、NVMe、SATA Expressなどがサポートされる。

 なお、昨年9月に発表されたチップセットとしては、メインストリーム向けの「B350」、エントリー向けの「A320」、Mini-ITXなどの小型PC向けの「X300」「B300」「A300」があり、今回はRyzen向けマザーとして安価なB350搭載モデルも発売されている。

 CPUクーラーについては、基本的にはSocket AM4対応モデルが必要。PC Watchのテストでは、Socket AM3+などに対応する既存のクーラーが装着できることが確認されているが、既存クーラーのSocket AM4対応状況を公開している代理店もあるので、こうした情報を確認してから導入するのがよいだろう。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ツクモeX.パソコン館]