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ASUSがGeForce GTX 1080 Tiのイベントを開催、オリジナルモデルの発売も予告

ASUSオリジナルデザインのGeForce GTX 1080 Tiを紹介
解説を行ったASUSのPeter氏

 ASUSのGeForce GTX 1080 Ti解説イベント「ASUS 最新ビデオカード 徹底紹介」が11日(土)にツクモDOS/Vパソコン館で開催された。

 トークセッションではGeForce GTX 1080 Tiの特徴が解説されたほか、オリジナルデザインのGeForce GTX 1080 Tiカードについても紹介が行われた。

ASUSオリジナルデザインのGeFoce GTX 1080 Tiは4月以降登場予定

 セッションでは、ASUSのPeter氏がGeForce GTX 1080 Tiの機能や、同社オリジナルデザインビデオカードの優れたポイントの解説を行った。

GeForce GTX 1080 Tiの概要に関して紹介、性能はGeForce GTX 1080比で35%アップ
4月以降登場予定のROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING
クーラーはDirectCU III + Wing-Blade 0dB Fanの構成
GPU温度に連動させてファンを動作させるためのファンコネクタも搭載
自動製造のAUTO-EXTREME
搭載コンポーネントはSuper Alloy Power II仕様
ユーティリティはGPU TWEAK IIが利用可能

 GeForce GTX 1080 Tiのオリジナルデザインモデルに関しては、高性能モデルの「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」と外排気クーラー搭載の「TURBO-GTX1080TI-11G」の発売が予定されていることが明かされた。ともに発売日は4月以降が予定されており、高性能モデルの「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」の方が発売が早い見込みとのことだ。

 なお、ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMINGのスペックに関しては現在調整中で、動作クロックなどの仕様がまだ決まっていないという。ただし、これまでのROG STRIX同様、Direct CU IIIクーラーや自動製造のAUTO-EXTREME技術を採用し、高耐久パーツを採用するSuper Alloy Power II仕様になる点などが紹介された。

外排気クーラー搭載のTURBO-GTX1080TI-11G
ファンはダブルボールベアリンクグの高耐久品、メーカーロゴ部分がカスタマイズ可能
VR用にも扱いやすい端子構成にしているという

 TURBO-GTX1080TI-11Gに関しては、Founders Editionに近い仕様になるとのことで、映像出力端子や高耐久パーツを採用する点などが異なるという。

 また、NVIDIAが発表した高クロックメモリ採用版のGeForce GTX 1080/1060に関しても若干触れられたが、現在、具体的な発売時期などは未定の状態だという。

 会場にはFounders EditionのGeForce GTX 1080 Tiの実機のほか、同社のLED制御機能「Aura Sync」の発光の様子が確認できるデモ機も用意されていた。

メモリ高速版のGeForce GTX 1080/1060も今後登場予定
会場にはFounders EditionのGeForce GTX 1080 Tiも展示されていた
Aura Sync対応製品で構成されたデモ機も、搭載カードはGeForce GTX 1080 Ti
Aura Sync元年とのことで、イベントではLED制御の機能に関しても紹介された
今後登場予定のROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMINGもAura Sync対応

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]