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AMDの最新CPU「Ryzen 5」は4月11日22時から販売スタート、計4モデル

パソコン工房が告知

 AMDの新世代コアアーキテクチャ「Zen」を採用したSocket AM4対応CPU「Ryzen」のメインストリームモデルが近日登場、「Ryzen 5」が4月11日(火)に発売される。パソコン工房のWebサイトでは当日22時からの販売開始が予告されている。

 3月31日(金)の時点で夜間販売の店頭告知を行っているショップは無いが、秋葉原では通常の営業時間が22時までというショップもあるので、当日はなんらかの動きがあるかもしれない。

 ラインナップ(モデルナンバー)は上位から1600X、1600、1500X、1400の4つ。1600X以外にはCPUクーラー「Wraith」が付属する。AMDが発表している希望小売価格(以下、税抜き)は順に30,800円、27,800円、23,800円、21,000円。

 先に発売された「Ryzen 7」がハイエンドモデルだったのに対し、Ryzen 5は300ドル以下の普及価格帯向けとされたメインストリームモデル。Ryzen 7は8コア/16スレッドだったが、Ryzen 5は1600Xと1600が6コア/12スレッド、1500Xと1400が4コア/8スレッドとなっている。

 各モデルナンバーのクロックは、1600Xがベース3.6GHz/ブースト4GHz、1600がベース3.2GHz/ブースト3.6GHz、1500Xがベース3.5GHz/ブースト3.7GHz、1400がベース3.2GHz/ブースト3.4GHz。

 1600Xと1500Xでは、CPUクーラーの冷却性能の高さに応じて、自動的にブーストクロック以上にオーバークロックされる「XFR(Extended Frequency Range)」がサポートされる。

 また、1600、1500X、1400には、WraithシリーズのCPUクーラーが付属。1600と1500Xには「Wraith Spire」が、1400には小型の「Wraith Stealth」が付属する。TDPは1600Xが95W、それ以外が65W。

 ※4月11日更新 付属CPUクーラーの説明に一部誤りがあったため、修正いたしました。