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マルウェアが混入していた恵安の14型IPS/フルHDノート「KBM14HD」が販売再開

3月末に製品回収、実売29,000円

 実売価格が3万円を切る恵安の14型ノートPC「KBM14HD」の新リビジョンが登場、「KBM14HD Rev.2」が発売された。

 店頭価格は税抜き26,851円(税込29,000円)。販売ショップはあきばお~八號店あきばお~零

 KBM14HDは、解像度1,920×1,080ドットの14.1インチIPS液晶やAtom x5-Z8350、LPDDR3 4GB、ストレージ eMMC 32GBなどを搭載したノートPC。

 同じ仕様の初期モデルは3月に発売されたが、「一部にマルウェアが混入した製品があった」として、製品回収や販売停止の措置がとられていた。なお、恵安によると、混入していたマルウェアは、本体ストレージや接続したUSBメモリなどに自己複製を行う「Win32/Virut.K」で、「Windows 10のセキュリティ機能であるWindows Defenderの設定を無効にしなければ感染することは無い(製品出荷時は有効に設定)」「平成29年3月30日(リリース発表日)時点で、マルウェア被害は報告されていない」という。

 今回、販売が再開されたのは、最新のファームウェアが適用された新リビジョンで、パッケージや本体底面には「Rev.2」というラベルが貼られている。

 なお、同社ではマルウェア混入の再発防止策として、「生産工場の生産工程、設備、部材受け入れにおける検査項目を全て見直し、品質管理を徹底した」としている。

[撮影協力:あきばお~八號店]

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