ニュース

容量は最大8TB、最大7GB/sの速度をうたうデータセンター向けSSDが受注スタート

最上位は84万円越え、PCIeカード型とU.2対応モデルの2タイプ

 最大読み込み速度7GB/sをうたうLiqid社製のデータセンター向けSSDの受注販売がオリオスペックで始まった。

 価格は仕様などの違いにより異なり、税抜き119,000~848,000円。なお、代理店のサーヴァンツ インターナショナルによると、この価格は6月末までのキャンペーン価格と告知されている。納期は2ヶ月前後。

データセンター向けの高速SSD、拡張カード型とU.2の2タイプ

 これらはデータセンター向けの高速SSD。大きくわけると、拡張カード型の「AICタイプ」(PCI Express 3.0 ×8レーン接続)と、2.5インチ形状でU.2接続対応の「U.2タイプ」(PCI Express 3.0 ×4レーン接続)の2種類がある。

 また、それぞれに耐久性を重視したEnterpriseモデルと容量重視のDatacenterモデルが用意されており、ラインナップは、AICタイプのEnterpriseモデルが6.4TB/3.2TB/1.6TB/800GB、AICタイプのDatacenterモデルが7.68TB/3.84TB/1.92TB/960GB、U.2タイプのEnterpriseモデルが3.2TB/1.6TB/800GB、U.2タイプのDatacenterモデルが3.84TB/1.92TB/960GBとなっている。

 速度は、AICタイプが最大リード7.0GB/s・ライト6.3GB/s、IOPS(4K)が最大リード1,250,000・ライト900,000。U.2タイプが最大リード3.6GB/s・ライト3.6GB/s、IOPS(4K)が最大リード850,000・ライト850,000。アクセスレイテンシは最大80us。

 なお、「内部に複数台のSSDを搭載したモデルで、PCからは1ドライブとして認識されず、搭載されているSSDの台数分がドライブとして認識される」、「RAID機能なども内蔵していない」(オリオスペック)という。このため、最大転送速度などは全ドライブを同時に使用した際のものと思われる。

[撮影協力:オリオスペック]