ニュース

NECの安価な11acルーター「Aterm WF1200CR」など2モデルが発売、価格は4,480円から

一部機能を省いて、低価格化を実現

 NECから11acルーターの廉価モデル「Aterm WG1200HS2(PA-WG1200HS2)」「Aterm WF1200CR(PA-WF1200CR)」が発売された。いずれも2ストリームで867Mbps対応。価格は順に税抜き7,480円、税抜き4,480円。

 販売ショップはツクモパソコン本店

「Aterm WG1200HP2」にあった一部機能を省いて、低価格化を実現

 これらはIEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。5GHz帯、2.4GHz帯それぞれの送信・受信アンテナを2本ずつ内蔵し、5GHzの11acでは最高867Mbps、2.4GHzの11nでは最高300Mbpsのデータ転送速度に対応する。

 同社の2ストリーム11acルーターにおいて、Aterm WG1200HS2は「標準モデル」、Aterm WF1200CRは「普及モデル」の位置付け。4月に発売された高機能モデル「Aterm WG1200HP2」にあった一部機能(「バンドステアリング」と「オートチャネルセレクト」)を省くことで、低価格を実現した。

 独自機能としては、Aterm WG1200HS2には、スマートフォンなどの端末に集中的に電波を送る「ビームフォーミング」、速度を落さずに複数端末と同時通信する「MUーMIMO」、無線LANを“見える化”する「見えて安心ネット」が搭載。Aterm WF1200CRにはビームフォーミングが搭載されている。

 Aterm WG1200HS2の突起部を除いた本体サイズ(約)は幅33×奥行き97×高さ146mm。有線LAN端子は4基(WAN×1、LAN×3、Gigabit Ethernet)。USB端子は非搭載。

 Aterm WF1200CRは有線LAN端子が2基と少ないが(WAN×1、LAN×1、100BASE-TX)、一方で高さを抑えたボディが実現。突起部を除いた本体サイズ(約)は幅41×奥行き108.5×高さ110mm。USB端子は非搭載。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]