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次世代真空管「Nutube」を使ったラジオ受信機が発売、完成品とキットの2種類

 「次世代真空管」を使った真空管ラジオ「ハイブリッド・ラジオ・レシーバー」がビット・トレード・ワンから発売された。ユーザーが組み立てるキットモデル「ADDP1707K」と、完成モデル「ADDP1707P」の2タイプで、価格は順に税抜き15,800円、税抜き17,800円。

 販売ショップは家電のケンちゃんなど。

 ハイブリッド・ラジオ・レシーバーは、コルグが開発した新型真空管「Nutube」を使用したラジオ受信機。

 コルグによれば、Nutubeは蛍光表示管技術を応用したもので、従来の真空管と比較して消費電力が低下したほか、小型化や品質向上を実現したという。真空管ならではの音質も再現するといい、「従来の真空管と同様、真空管特有の豊かな倍音を生み出す」としている。

 主な製品仕様は、サイズが幅69×高さ28×奥行き115(突起部を除く)、重量が約135g、受信周波数が535~1,605KHz、電源が9V型アルカリ乾電池(006P、別売り)、動作時間が約10時間。

 キットモデルの付属品は、収納ケース、ボリュームツマミ、部品表。完成モデルの付属品は部品表、

 なお、キットモデル、完成モデルとも、雑誌「電子工作マガジン2017年夏号」との「連動企画製品」とされている、回路や動作の説明などについては、同誌の連動記事を参照してほしいとのこと。

[撮影協力:家電のケンちゃん]