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GoogleのAR技術に対応した「ZenFone AR」が販売開始、メモリ8GBモデルもあり

Daydreamにも対応したハイスペックスマホ

 GoogleのAR技術「Tango」とVRプラットフォーム「Daydream」の両方に対応したスマートフォンが登場、ASUSから「ZenFone AR(ZS571KL)」が23日(金)に発売された。

 メモリ8GB/ストレージ容量128GBの「ZS571KL-BK128S8」と、6GB/64GBの「ZS571KL-BK64S6」の2種類が発売されており、店頭価格は順に税込107,784円、89,424円。販売ショップはツクモDOS/Vパソコン館で、店頭にはデモ機が用意されている。

Snapdragon 821や2K有機ELディスプレイ採用のSIMフリースマホ

製品の箱
製品の箱はスマホ向けVRゴーグルとして利用することができる

 ZenFone AR(ZS571KL)は、4コアプロセッサのSnapdragon 821(2.35GHz)や、5.7インチのSuper AMOLEDディスプレイ(解像度2,560×1,440ドット)、Android 7.0を搭載したSIMロックフリー仕様のスマートフォン。

 これまでに、Tango対応のスマートフォンとしてはLenovoの「Phab 2 Pro」(国内未発売)が、Daydream対応のスマートフォンとしてはHuaweiの「Mate 9 Pro」(海外版が3月に店頭販売)などがあるが、両方に対応するスマートフォンは世界初という。

 主な搭載デバイスはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、2,300万画素アウトカメラ、800万画素インカメラ、指紋センサー、GPSなど。アウトカメラについては、モーショントラッキングカメラ、深度カメラ、メインカメラの3つで構成される「TriCam」システムが採用されている。

 本体サイズ(約)は158.98×77.7×8.95mm(最大部)。質量は約170g。バッテリー容量は3,300mAh。SIMカードスロットはnanoサイズが2基で、両方がLTE、3G(W-CDMA)、GSMに対応する。

 ちなみに、製品の外箱は組み立てることで、スマートフォンを搭載可能なVRゴーグルとして利用することができるようになっている。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]