ニュース
GIGABYTEのX299マザーはゲーム向けブランド「AORUS」の3モデル
オーディオ機器向けDAC搭載モデルやゲーム特化型など
2017年6月28日 23:55
GIGABYTEから発売されたLGA2066ソケットのCore X対応X299マザーボードを紹介しよう。同社からはゲーム向けブランド「AORUS」から3モデルが登場している。
なお、X299マザーボードの仕様として、搭載するCPUにより使用できるメモリやPCIeスロットの本数が大きく変わる。大容量メモリを搭載するときや、複数の拡張カード、SLI・CrossFireXなどのマルチGPU機能を使う場合はCPUの選択に注意したい。
.X299 AORUS Gaming 9(rev.1.0)
多数の機能を搭載したゲーミングマザーボードのハイエンドモデル。店頭価格は税込69,000円前後。
Dual 1000BASE-T LAN+無線LANや、ヒートシンク付きのM.2スロットを3基備えた高機能モデル。重量級のCPUクーラーやビデオカードを支え、マザーボードの強度を高める金属プレートを裏面に搭載しており、基板上やヒートシンク、バックパネルにはイルミネーション機能「RGB Fusion」対応のLEDを内蔵している。そのほか、ヒートシンク付きのM.2-PCIe変換カードや、M.2-U.2変換カードも付属している。
ハイレゾに対応するサウンド機能も売りの一つで、ESS製DAC「9018K2M」やTI製オペアンプ「OPA1622」といったオーディオ機器向けのパーツを採用。スマートフォンやタブレットをレーダーとして利用できるCreative製のゲーム向けサウンド機能「SoundBlaster 720°」にも対応している。
フォームファクタはATXで、スロット数はPCIe 3.0x16×2、PCIe 3.0x8×1(x16形状)、PCIe 3.0x4×2(x16形状)、M.2×3(PCIe Gen3×4対応)。メモリスロットはDDR4 DIMM×8(DDR4-4400(OC)対応、最大128GB、Registered DIMM使用時は512GB)。
主な搭載機能・インターフェイスは1000BASE-T LAN×2(Intel+Killer E2500)、IEEE 802.11ac無線LAN(Killer Wireless-AC 1535)、Bluetooth 4.1、6Gbps SATA×8、USB 3.1 Gen2(バックパネルにType-A/C各1、基板上にフロントパネル用ピンヘッダ×1)、USB 3.1 Gen 1/2.0、7.1chサウンドなど。マルチGPU機能はSLIとCrossFire Xをサポートしているが、搭載CPUにより対応が異なる。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、ドスパラパーツ館。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]
.X299 AORUS Gaming 7(rev.1.0)
上位モデル「X299 AORUS Gaming 9」の機能を引き継いだゲーミングマザーボード。店頭価格は税込64,000円前後。
背面の金属プレートやLED搭載I/Oパネル、M.2用のヒートシンクやPCIe変換カードをなどを省き、コストを抑えた中位モデル。ハイレゾオーディオにも対応しているが、DACがアンプ内蔵の「ES9018Q2C」に変更されており、TI製オペアンプは搭載していない。SoundBlaster 720°によるゲーム向けサウンドやイルミネーション機能「RGB Fusion」対応LED、Dual 1000BASE-T LAN+無線LANなどは搭載されている。
フォームファクタはATXで、搭載スロット数やインターフェイスはX299 AORUS Gaming 9と同じ。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、ドスパラパーツ館。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]
.X299 AORUS Gaming 3(rev.1.0)
AORUSゲーミングシリーズのエントリーモデル。店頭価格は税込43,000円前後。
上位2モデルが搭載していた付加機能を省いた低価格のゲーミングマザーボード。Intel LANやLEDイルミネーションなど、ゲーム向けモデルとしての基本機能は押さえられている。
フォームファクタはATXで、スロット数はPCIe 3.0x16×2、PCIe 3.0x8×1(x16形状)、PCIe 3.0x4×2(x16形状)、M.2×2(PCIe Gen3×4対応)。メモリスロットはDDR4 DIMM×8(DDR4-4400(OC)対応、最大128GB、Registered DIMM使用時は512GB)。
主な搭載機能・インターフェイスは1000BASE-T LAN(Intel)、6Gbps SATA×8、USB 3.1 Gen2(バックパネルにType-A×1、基板上にフロントパネル用ピンヘッダ×1)、USB 3.1 Gen 1/2.0、7.1chサウンドなど。マルチGPU機能はSLIとCrossFire Xをサポートしているが、搭載CPUにより対応が異なる。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、ドスパラパーツ館。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]