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マウスの歴史やセンサーの特性を解説、Razerがイベントを実施
Lancehead TEなどを紹介
2017年7月1日 23:30
Razerの新製品紹介イベント「Razer Lancehead TE 発売記念イベント」がツクモeX.パソコン館のB1Fにある「RAZER ZONE」で開催された。
発売されたばかりのゲーミングマウス「Razer Lancehead Tournament Edition」とゲーミングヘッドセット「Kraken Pro V2 Oval」の特徴が紹介されたほか、マウスの歴史や、光学センサーとレーザーセンサーのメリットやデメリットなどが解説された。
新型マウスはスイッチの高耐久化とオンボードメモリがポイント、ヘッドセットはイヤパッド形状を変更
Lancehead Tournament EditionはRazerの最新ゲーミングマウスで、オンボードメモリを備える点が特徴。
同社のユーティリティSynapse 2はオンライン上に設定を保存するクラウドタイプだったが、Lancehead Tournament Editionはマウス側にも設定を保存できるSynapse 3にも対応しており、ローカル/クラウド両方に設定を保存できることが特徴。なお、Synapse 3は現在Beta版が公開されており、正式版は7月の公開が予定されている。
採用するスイッチもオムロンと共同開発の高耐久品が搭載されており、5,000万クリックに耐えられるものが採用されているという。
Kraken Pro V2 OvalはKraken Pro V2のマイナーチェンジモデルで、イパヤッドの形状が正円から楕円形になった点が主な変更点。フィット感などが向上しているという。
そのほかに基本的な仕様はKraken Pro V2と同等となっている。カラーバリエーションは、グリーン、ホワイト、ブラックの3色。
意外と知られていない?光学式とレーザーセンサーの違いや、マウスの歴史も解説
この日は新製品のほかにマウスの歴史や、センサーの特性なども解説された。
マウスは主に光学式センサーとレーザーセンサーを採用する2タイプに分類されるが、光学式センサーは真っ白な板の上など、光が拡散してしまうものと相性が悪いが、リフトオフディスタンスの距離をかなり短くできる利点があり、レーザーセンサーは使用できるマウスパッドなどの制約は少ないが、リフトオフディスタンスの距離を短くしにくい面があることが紹介された。
また、マウスを初めて開発したのはダグラス・エンゲルバート博士であることか、ゲーミングマウスを初めて作った人物は不明なものの、Razerの創業者は1999年からゲーミングマウスを開発していたことなども紹介された。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]