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水冷対応の電源が年内に発売予定、80 PLUS Platinumで空冷動作も可能

FSP製ATX電源の1,200Wモデル

 FSP製ATX電源の紹介イベント「FSP電源2017夏祭り」が1日にドスパラ秋葉原本店で開催された。

 主催は国内代理店のオウルテックで、年内登場予定の水冷/空冷両対応電源のほか、COMPUTEX TAIPEI 2017で展示されていた製品なども紹介。また、著名Modderの関口 徹氏のMOD PCも展示されていた。

水冷/空冷対応の80 PLUS Platinum電源は年内発売予定、負荷50%まではファンレス動作

 「Hydro PTM+」は水冷/空冷両対応の1,200W ATX電源。COMPUTEXでも展示されていたが、国内でも年内に発売予定と代理店のオウルテックから正式に告知が出された。なお、80 PLUS Platinum認証を取得した水冷電源はこのモデルが世界初とのことだ。

 水冷時は負荷50%まではファンレス動作となり、最大出力は1,400Wになるという。空冷時は負荷30%まではファンレス動作となり、最大出力は1,200Wとされている。水冷部分に関してはBitspowerとの共同開発になっている。

 イベントでは単体での展示のほか、関口氏のMOD PCに組み込まれた状態でも展示されていた。

関口氏製作のMOD PC

COMPUTEXで展示されていたサーバー用電源やCPUクーラーも国内販売決定

 「Hydro PTM+」のほかにも、COMPUTEXで展示されてた製品の国内販売がオウルテックから案内された。

 内部にモジュールを2基搭載するリダンダント電源「Twins」、80 PLUS Gold認証でフルモジュラータイプのSFX電源「Dagger」、CPUクーラーの「Windale 6」「Windale 4」なども展示。いずれも年内の発売が予定されている。

Twins、内部の交換用モジュールも単品販売予定
Dagger、フルモジュラータイプのSFX電源で80 PLUS Gold認証
Windale 6
Windale 4
80 PLUS Silver電源の新モデル、年内発売予定とのこと
80 PLUS Gold電源の現行モデル
イベントではFSPのメーカー紹介なども行われた

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]