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Kaby Lake-U搭載のIntel NUCにOptane Memory搭載モデルが追加

Core i7+Iris Plus搭載モデルなど計3種類

 モバイル向けのKaby Lakeシリーズを搭載したIntelの小型PC自作キット「NUC」に、16GBのIntel Optane Memoryをプリインストールしたモデルが登場した。

 搭載CPUの違いで3モデルが販売されており、店頭価格はCore i7-7567Uを搭載したNUC7i7BNHX1(BOXNUC7I7BNHX1)が税込75,000円前後、Core i5-7260Uを搭載したNUC7i5BNHX1(BOXNUC7I5BNHX1)が税込59,600円前後、Core i3-7100U搭載のNUC7i3BNHX1(BOXNUC7I3BNHX1)が税込46,400円前後。

 販売ショップはパソコンショップ アーク

上位モデルは「Iris Plus Graphics」を内蔵、Core i5とi3はTDP15Wの省電力

Intel Optane Memoryプリインストールモデル
外観は3モデル共通
Core i7とi5モデルはIris Plus Graphicsを搭載

 これらは、モバイル向けのCPU「Kaby Lake-U」を搭載したIntel NUC規格のPC自作キット。3製品とも今年の春に発売された製品のバリエーションモデルで、内部のM.2スロットにHDD向けのキャッシュメモリ「Intel Optane Memory(16GB)」が装着されている。

 それ以外の仕様は先に発売されたベースモデルと変わらず、内蔵GPUはCore i7モデルが「Iris Plus Graphics 650」、Core i5モデルは「Iris Plus Graphics 640」、Core i3モデルは「HD Graphics 620」を採用している。

Core i7モデル(NUC7i7BNHX1)のパッケージ
Core i7モデルの背面写真
Core i7モデルの主な機能

 Core i7とi5のモデルはThunderbolt 3(USB-C)を搭載しており、最大40Gbp/sでのデータ転送に対応するほか、DisplayPort出力として利用可能。Core i3モデルではThunderbolt 3は搭載しないものの、DisplayPort出力として利用できるUSB-Cポートを備えている。

 3モデル共通の仕様は本体サイズが115×111×51mm。ストレージベイは2.5インチSATA-SSD/HDD用×1(厚さ9.5mmまで)が用意されており、M.2スロットはIntel Optane Memoryが装着済みとなっている。

 その他、メモリスロットがDDR4-2133対応のSO-DIMM×2(1.2V、最大32GB)。搭載デバイスはHDMI 2.0×1、サウンド(ヘッドホン/マイク)、1000BASE-T LAN(Intel I219-V)、IEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.2(Intel Wireless-AC 8260)、USB 3.0×4(前面と背面に各2ポート、うち前面1ポートは充電対応)、USB 2.0×2(内部ヘッダピン)、Micro SDXCカードリーダー(UHS-I対応)など。

 3モデルとも対応OSはWindows 10(64bit)のみとなっており、保証期間は3年間。付属品はACアダプタ、VESAマウントブラケットなど。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]