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モジュール式の変形する知育ドローン「Airblock」が販売中、スマホアプリでプログラミング
パーツの組み替えでホバークラフトに
2017年7月25日 07:10
ローターの着脱やプログラミングが可能な中国Makeblockの“知育ドローン”「Airblock」がツクモパソコン本店IIで販売中だ。日本国内向けの製品で、日本語マニュアルが同梱されている。価格は税抜き22,000円。
スマホで操縦できるドローン、着脱可能なモジュール式のローターを採用
Airblockは、スマートフォンを使ってBluetooth経由で操縦できるドローン。着脱可能なモジュール式のローター(プロペラ)が採用されているのが特徴だ。
六角形の本体を中心に、周囲に6個のローターが装備されている。本体とローターとはマグネットで接続され、ローターを取り外したり向きを変えたりすることが可能。例えば、ローターを3個だけ装着したり、ローターを垂直に装着したりして変形させることができる。
また、衝突や落下の際は、本体と各ローターが分離してバラバラになり、衝撃を分散するとのこと。ローターのフレームは発泡ポリプロピレン製で、衝撃吸収ガードとして機能するという。
付属のベースを用いてホバークラフトにできるのもユニーク。本体にローターを水平・垂直に装着し、ベースに固定することで床や水面で使用できる。ただし、防水ではないため、水面の場合は波や水しぶきの無い所で使用してほしいとのこと。
また、プログラムによる操縦も可能。簡易なブロック式のプログラミング環境「Scratch」を採用しており、子供がプログラミングを学ぶのにも向いているとしている。製品の対象年齢は8歳以上。
本体のサイズと重量は、ドローン時が幅222×奥行き230×高さ53mm、約150g、ホバークラフト時が幅192mm×高さ127×奥行き335mm、約195g。本体には6軸ジャイロスコープ、気圧センサーなどが内蔵。搭載チップはSMT32。電源はリチウムポリマーバッテリー(7.4V、700mAh)。
対応OSはAndroid、iOS。付属品は充電器、バッテリー、充電ケーブル、予備プロペラ、ローター用保護カバーなど。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]